毎年年末は森美術館の展覧会を見ることにしているけど、大晦日は近所の天ぷら屋でそば用の海老天をゲットしないと駄目だから、大晦日は出かけられんな...とこの日に行くことにした。
六本木ヒルズは首都高降りてすぐなので大変近い。この時期の森美術館とかガラガラのはずなのに、入口付近にやたらと行列ができていてなんだこれ、と思ったら開館直後だったので何故か並んで作品の説明を見る人たちが列を作っていたようで、無視して中に入って鑑賞していた。
ルイーズ・ブルジョワはシドニーのニューサウスウェールズ美術館でもたまたま見ていたので、同じ展示の巡回かな、と思ったら半分くらいは異なる作品の展示だったのでなかなか良かった。しかし、個人的には草間彌生的なポジションのアーティストのように感じた。というのも女性性に訴えるような作品がほとんどで、どう解釈しようとしても体験してないことについては理解が難しいというあたりが難解ではあった。図録を読んでから2週目、って感じが必要そう。
六本木のあとは丸の内に移動して、三菱一号館美術館のカフェでとりあえずランチでも食べようか、と思いきや開館前から建物を囲むくらいには行列ができていたので諦めて地下街の SUAGE でスープカレーを食べることにした。
以前にたまたま来てすぐに入れたのでラッキーと食べたけど、この日もすぐに入ることができて良かった。SUAGE、妻は知っていて札幌でも有名だよというけれど、札幌で入ったことないんだよなあ。いつもついついピカンティに行って満足してしまうので、今度はちゃんと計画立てておきたい。
昼食の後は三菱一号館美術館に移動して再開記念のロートレックとソフィ・カルの展覧会を見てきた。これ、一つの展示っぽい雰囲気を出しているけど、全く別の展示が階を別にして開催されているという感じだった。ロートレックは数多く見ているのでいつも通り、という感じではあるけどソフィ・カルの方は写真展ということもあってなかなかに難しかった。
ふむふむ眺めたあとは何か買って帰ろうかと、新しくできたメゾンカカオでチョコレートケーキを買った。値段が想像以上に迫力ある数字だったけど、美味しくはあった。