割と雑談中心の会で Amazon を使わずに書影をゲットする方法、具体的には国会図書館APIを使うには〜とか ruby -v
で今表示されているものをどうすっかね、という流れで他の言語ではどうなっているか、とか色々調べていた。Perl が一番でかくて、
$ perl -v
This is perl 5, version 34, subversion 1 (v5.34.1) built for darwin-thread-multi-2level
(with 2 registered patches, see perl -V for more detail)
Copyright 1987-2022, Larry Wall
Perl may be copied only under the terms of either the Artistic License or the
GNU General Public License, which may be found in the Perl 5 source kit.
Complete documentation for Perl, including FAQ lists, should be found on
this system using "man perl" or "perldoc perl". If you have access to the
Internet, point your browser at http://www.perl.org/, the Perl Home Page.
みたいなのはちょっと面白かった。他だとバージョンだけ、リリースされた日付もついている、などパターンをちゃんと分類してどうしたほうが良い、みたいなのは来年ちゃんとやったほうがいいだろうなあ。
Bundled gems ではあるが、Ruby 3.4 向けに syslog 0.2.0 をリリースした。
https://github.com/ruby/syslog/releases/tag/v0.2.0
syslog は bundled gems で初めて出てきた Windows では使うことができない C 拡張、というタイプの Bundled gems で色々細工をしているのでそれらを反映したバージョンとなる。
そんなわけで、CI など含めて大丈夫かなあという感じではあったけど、ちょっと前に Windows でも make test-bundled-gems
を実行できるようにしたりと、色々整備しておいた甲斐もあり大丈夫そうではった。
Kaigi on Rails で高まったのでなにかやりたいっすねえ、というのを社内で話していて、やっぱ現場の話でしょ、とデータ移行とか、User モデル周辺とかそういう話はどうかと話していたけど、とりあえず今年あまり見かけなかった rails stats
を各社で持ち寄って、うちの Rails はこんな感じ、ってのを話すのはどうですかね、僕は聞きたいということで開催してきた。
この画像はアンドパッドのやつ。いちおう資料は登壇企業順に下の通りではあるけど、実際には会場でだけ聞ける話もたくさんあったので自分得なイベントだった。
雑談タイムでも話していたけど、僕はわりと「プロダクトが売れればいいじゃん、儲かった時点で組織のスケールの応じて改善していけばよい、何よりもプロダクト」というスタンスなので、「service ディレクトリ〜」とか言いつつも、それでいいじゃん、どうしてもダメになるなら後で変えればよい、なんだよなあ。
あと、リプレイスについても hogelog さんと話をしていて、自分がこの業界に関わるようになってから15か20年近くたつけど、生き残ってる企業で全機能を言語を変えてフルリプレイスに成功したことなんて聞いたことがないんだよなあ。ある機能をパフォーマンスなどの理由により、より適した言語にする、とか一部分から少しずつ作り変えていったらテセウスの船のようになっていた。とかそれくらいしかないと思う。
とまあ、割と現場感あふれるトークとディスカッションができた良いイベントだったと思う。現場Railsシリーズとして、いくつかテーマを選んで定期開催する、かもしれない。