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HsbtDiary


2024/12/05 (木) [長年日記]

RubyWorld Conference 2024 Day 1

前日は 4時に起きて羽田に行き、開発をして前夜祭に行って終わったら22時という感じで流石にボロボロだった...。この日も朝起きて全然疲れが取れてなくてだいぶしんどかった。

スタバでゆっくりなにか食べようと思ったけど時間が全然なくて、テイクアウトでコーヒーを飲みながらくにびきメッセを目指して移動していた。オープニングキーノート、いつもは Matz だったけど、今年からゲストキーノートが初日で2日目は Matz という形になったようだった。

直後にランチだったので、弁当をもらって食べてから軽くブースを回っていた。NaCl では yhara さんが紹介していた https://github.com/yhara/nesruby を眺めていた。ファミコンの実機があってカセットにどう書き込むのかな?とか思っていたら互換機だった。さすがにファミコンの方はなんかむずいのかな。

今回はずっとブース登板をしながら、時々テックブログを眺めたり Ruby Prize などで撮影するために 2F に移動していたけど、くにびきメッセの wifi が全然ダメで異様に体験が悪かった。以前からそれほど強くはなかったものの、複数のアクセスポイントのうちのどれかは使えた記憶があったのだけど今年は全部ダメだったなあ。

レセプションでは「む、料理が去年と違うような?」といろいろ話していたら、担当する業者が変わったようだった。いつもの定番メニューの刺し身が蕎麦は美味しかったので満足ではあった。

色んな人に最近元気ですか、みたいな話を中心に近況の話とか、来年こんなのどうですかね、みたいな話をしていたけど、後半はもうダメ、という疲れ具合になったので締めが行われる前にホテルに戻って寝てしまった。

Ruby で解決できると嬉しいタフな問題 その2

アンドパッドのテックブログ に HEv2 のような誰か作ってくれないかなあという話を2つほど書いたあとでそういえばこれもあったわ、というのを思い出した。

Digest の SHA3 アルゴリズム対応

誰かが作った実装はあるらしいが gcc しか対応していない、などでそのまま使うのは難しいみたい

Psych の YAML 1.2 対応

libyaml は 1.2 に対応していないけど、JRuby が使っている SnakeYAML は対応している、みたいな状況でものすごくチグハグな状態なのをなんとかしてほしい。

今からその部分だけを自分たちで書くというのは流石に、という感じではあるので対応している https://github.com/pantoniou/libfyaml などを Psych で使えるようにする、とかどうですかね。破壊的すぎるかな。

JSON などのストリームを parse できるようにする

せきさんが発表終えたあとにレセプションでダラダラと話していたやつ。現場では数Gな JSON ファイルなどがあってとりあえず先頭から順番に読み込んで解釈可能になった時点でパースして出してほしい、みたいなことができると嬉しいみたい。

なるほどね、と思い自分でも調べてみたら、最近は LLM のレスポンスがまさにストリームで出力されるということもあって、JSON に限らず出てきたものからエラートレラントな感じでパースできるようにする、というのがホットな話題らしい。誰かどうですか。