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HsbtDiary


2024/10/23 (水) [長年日記]

告別式、火葬、骨上げ法要

結局あまり眠れないという状態のまま、この日はホテルで礼服に着替えてコンビニのパンをかじりながら式場へ。小さいときはピンと来てなかったけど、告別式というのは、生前の姿を見ることができる最後の時間なのだな、というのを今回改めて感じた。

叔父は自分の父親の家系の中で一番最初に結婚した自分と妻の結婚式にもわざわざ参列してくれて良くしてくれたり、毎年夏と年末に何かを送ってくれては電話で挨拶をくれた人だった。思い出せば、子どものときも毎年父の実家に戻ったときに、お年玉を使っておもちゃを買うために数少ない量販店を回ってくれたりと、色々と良くもしてもらった。

告別式も終わり、霊柩車の移動に続いて火葬場へ。もう記憶が定かではないけど、以前は火葬を始めてから終わるまでには結構時間がかかって一度家に戻ったりしていたような気がするけど、今回は1時間ちょっとということで、施主である従兄弟が手配したお弁当を食べながら火葬場で待っていた。

火葬が終わった後は担当の人の誘導に従って、骨を拾って骨箱にいれるという式だった。親類の誰かがよくある迷信の「この辺の色が変わっているのはなんか悪かったのかな」と言った後に「いや、皆さんこんな状態ですね」と話していたのが「それはそう」って感じだった。ここでも、子供の頃には気が付かなかった火葬証明書などを手渡ししていて、なるほどね、とかなったり。

火葬まで終わってから、再び叔父の家に戻って骨上げ法要と呼ばれる、骨を仏壇に納める儀式が始まり、坊さんが来て読経しているのを聞いたり焼香をしたりあれこれした。これで今回の式次第はすべて終わったので、親戚それぞれに挨拶をしてから日が暮れる前に紋別に移動することにした。

これでもう叔父の家ではなく、従兄弟の家になってしまうのだなあ。末期の癌であるというのを聞いてから、可能な限り訪れるようにはしていたのが個人的な選択としては良かった、とは思うものの、これでこのエリアとのつながりが一つ失われてしまった気持ちにもなり寂しくなる。

寄り道しながら紋別へ

枝幸から紋別に向かう途中にある興部では、乳業を活かしたアイスやソフトクリームが有名ということだったので、運転の休憩ついでにソフトクリームを食べた。

紋別まで戻ってくるとすっかり日が暮れてしまったのと、この疲れた状態でファストフードを食べるのもな...というのと、さらに追い打ちで紋別の飲食店は夜向けの店以外は 9:00-17:00 みたいな営業時間だったりしてちょうどいい店が見つからなかったので、道の駅のようなとこにある地元の名産品やお菓子をあれこれ大量に買ってホテルで食べることにした。

紋別公式のゆるキャラ、アザラシの紋太がゆるくて良かった。後は後ろにあるようなモナカを食べてからこの日は就寝。お疲れ様でした。