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HsbtDiary


2024/10/05 (土) [長年日記]

箱根にドライブ、まずは彫刻の森美術館から

ドライブで日帰りできる適当な場所、ということで今回は箱根に行くことにした。美術館などが開く 9-10 時に合わせて到着したいので出発は6時に起きて7時前には出発、という流れ。

行き先は箱根なので首都高から六本木、渋谷を通過して東名へ。相変わらず渋谷から用賀近辺は混んでいるのだけど、この日は事故車のせいでますます混んでいた。頼むから事故らないでくれ。とはいえ Lv 1.5 の自動運転を使えばボーッとしていてもいいので楽ではある。

箱根の彫刻の森には9時ちょっと過ぎに到着したもののあいにくの雨。今回の目的は舟越桂の特別展だったので、これ自体は屋内でゆっくり見ることができた。舟越桂は東京都現代美術館で見て、やたらと印象に残る彫刻だなあというのが名前を覚えるきっかけだったけど、改めて彫刻を見るのと目力の強さやスフィンクスの肉体表現のリアルっぷりなどじっくり見ることができてとても良かった。

他にもピカソ館などもブラブラみつつ屋内展示の他には屋外の彫刻を傘を指しながら一周して見ていた。最近妻と流行っている「李禹煥 or ただの石/鉄板、どっち?」クイズで「これはどうみても李禹煥でしょ」というのを一発で当てることができたので解像度が上がってる気がする。

昼食は箱根のどっかで食べようか、と考えていたけど入れるうちに入って食べておくかと彫刻の森のレストランでピザなどを食べてしまった。ごちそうさまでした。

箱根の山を通って岡田美術館へ

すでに箱根の山道ではあるのだけど、彫刻の森から近くにある岡田美術館に移動して常設・企画展の両方を見てきた。岡田美術館、前回来たのは10年前だっけ...と記憶なんだけど入館料が2800円となかなかの金額だった。

で、展示自体は高い入館料に見合うだけの良い展示空間と方法でとても良かった。この日は東海道五十三次をテーマに、関東から京都にかけての画壇を構成する作家と作品が展示されていて、特に若冲の鶏や円山応挙の犬などが良かった。岡田美術館、こんなに広かったっけ?というくらいの物量で全部歩いて見て回ったら結構疲れてしまった。

強羅を通ってポーラ美術館へ

岡田美術館のあとは再び彫刻の森方面に戻りつつ、強羅駅の真ん前を通過して箱根の山の反対側にあるポーラ美術館へ。彫刻の森でも海外の観光客が多かったけど、強羅周辺もだいぶ多かったなあ。というか道路を歩かないでくれ〜。

ポーラ美術館についてみると、若い世代の人がめちゃくちゃ多くてちょっと驚いた。現代アート流行ってるなあ。この日はフィリップ・パレーノというアーティストのインスタレーションが展示されていたので、風船を飛ばしながら遊んでいた。半分くらいが映像作品だったので、よくわからん、ということもあってなかなか難しい。

企画展とは別に常設展も見てきたけど、印象派の絵画からリヒターの作品など、これは人が集まるなあというチョイスだった。ただ、岡田美術館に比べたら見る場所は少ない印象でサラッと見て終わり、という感じで後にして箱根の山を横断して御殿場へ。

とらや工房で一休み

御殿場について、目当てにしていたとらや工房に行ってみると、事前情報ではめちゃくちゃ並ぶというところが、シュシュっと入ることができたのであんみつやお土産などいろいろ大量に買ってしまった。

ここの庭園などはどういう由来?というのを調べてみると、岸信介の資産でとらやが管理団体として指定されていて、バーターみたいな感じでカフェや工場を運営しているとのことだった。いやあ、なるほどねえ。

この後は御殿場から東名に乗って途中に海老名でメロンパンを買ってから、首都高を経由して帰ってきた。相変わらず自動運転は革命的に便利で、運転に寄る疲れはそれほどではないものの時間がかかるのは同じ、ということでそれなりには疲れてしまった。お疲れ様でした。