Amazon を眺めていたときに推薦されてサンプルと目次を眺めたら良さそうだったので読んだ。
100分de名著だけだと、哲学の話がそれぞれ単体で出てきても A という考えを受けて B という定義が〜というような潮流全体を抑えるのが難しいのでちょうどよかった。実際に本の冒頭でも、哲学全体を学ぶというのは哲学史そのものという記述がありなるほどな、となった。
自分が学生の時に習った「無知の知」は「不知の自覚」としてアップデートされているという話の裏付けなども知ることができたのは良かったかな。2、3と続くようなのでぼちぼち読んでいく。
エミリー、パリへ行く、ではなくミセス・ハリス、パリへ行くという映画が Netflix で配信されていたので見た。
https://www.netflix.com/watch/81447226
エミリーのとは大きく異なって、第二次世界大戦後の 1950 年代のイギリスとフランスの関係を書きつつ、ディオールを舞台になんだかんだという話だった。ちょっとうまく行き過ぎでしょ、というのはあるけど映画なので、って感じかなあ。
Kindle Unlimited で配信されていてサクッと読んだ。過去のトラウマに着目して、トラウマと遭遇したときの防御本能であるとか、嫌な自分の登場について、こういうことですよ、というのが中心の本だった。
事象の解説が大半で、解決編は割とさらっとという感じだったので、まずは自分を知るというのと「それはそういうもの」という理解の導入の本かなあ。