この日は夜までに札幌に帰ればいいという予定だったので、あまり散策したことがない旭川近郊のあちこちにいくことにした。朝食はよしのぶコーヒーという旭川地元のカフェで朝食を食べた。
最初は道立の旭川美術館へ。この日は笠間日動美術館の所蔵品の展示をやっていて、高橋由一の鮭をはじめとする近代の日本人画家による洋画をふむふむ眺めつつ、旭川美術館の所蔵品展を見るなどしてきた。
旭川美術館に限った話ではないけど、館内もやたらと暗くて、中にいる学芸員というか担当の人もボランティアでやってます、という体制で全体的に「こんなもんなのか...」という雰囲気があるのがなんかもどかしい。派手にしたり、ブロックバスター的な展示会をやれというわけではないのだけど、せっかくの文化施設があるのに勿体無いなあと感じる。予算もあるので難しいのかもしれないけど。
美術館の後は、旭川といえば家具ということで家具屋デザイン関連の施設を巡ろうとまずはデザインセンターに行ったものの、お盆期間中は閉鎖していた...。
お盆は観光客が来るのではなく休むものというのは「それはそう」と思うものの、そんなあという結果だった。何かをすれば入れるということもないので、次の目的地である東川町へ。
驚くべきことに、東川町にある椅子の織田コレクションのギャラリーもこの時期は閉鎖中で何にも見ることができないという結末だった。マジでー...。しょうがないので、セントピュアという東川町にある図書館を中心とした文化施設に展示されているものをぐるっと回ってみておいた。
もうどこに行っても入ることができないので、札幌に向けて移動しようと、昼食として壺屋がやっているカフェに行ってクロックムッシュなどを食べてから、お土産をあれこれ買っておいた。ここはだいぶいい施設だったのでまた来たい。
旭川から南下して、途中の岩見沢にある北村温泉というところで一休み。五味温泉もだったけど、層雲峡や定山渓という定番ではない温泉でもなかなかいいところはたくさんあるということが今回分かったので、折を見て適当に寄り道していきたい。
札幌に戻ったら、レンタカーを返す前にいつものピカンティでスープカレーを食べた。定番の味で満足。ごちそうさまでした。この後は妻の実家に戻って、風呂に入ってから東京に戻る準備をザクザクやってから就寝。