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2024/06/28 (金) [長年日記]

休暇にして上野を散歩、東京都美術館

月に1日は適当に休みを取って、1人でブラブラと散策するようにしていて、この日は雨ということもあり上野公園周辺を歩いてきた。

スタートは東京都美術館へ。修学旅行生なのか、中学生くらいの年齢の学生がたくさんいたけど、何の展覧会を見ようとしているのか気になる。デ・キリコ展とかかもしれないけど、中学生だと無料だから、とかそういう感じなんだろうか。引率の先生1人でこの人数を?とか色々考えてしまった。

自分の目当ては都美セレクション グループ展 2024だったので、地下にある展示室へ。主に写真を中心とした展示だったけど、日本が戦時中に東アジアの各地に建造した神社の跡地を巡る写真とか、樺太から避難できずに取り残されて、国籍不詳のまま今も居住している人のインタビューと写真とか、なかなかぐっと来る展示で良かった。

藝大の素描展を見てきた

東京都美術館から次は藝大の陳列館へ。いつもの裏口が雨だからか、朝早いからか封鎖されていて正面からグルっと回っていた。

この日は日本画研究室による素描展をやっていた。研究室の展示、主催する教授や助手が学生と並んでガチで作品展示をしていることが多くて、工学系にはないパワーバトルなのでドキドキする。実際、教授は素描の時点で出来が段違いだった気がする。

雨の中、国立西洋美術館へ

藝大の次は上野公園を横切って国立西洋美術館へ。海外からの観光客がめちゃくちゃ多くて、チケット販売も行列だったなあ。

まずは企画展でやっている写本のコレクション展へ。写本、本の装丁などをメインにしているのかな?と思いきや、写本の中そのものにもフォーカスしていてなかなか面白かった。10cm 四方くらいの大きさの羊皮紙などに、こんな精巧な絵を書いてたんだねえ。

企画展、所蔵品だけでやるミニ企画くらいの位置づけだったけど内容は十分だった気がする。しかし、海外の観光客はほぼいなくて、みんな常設展に行ってるんだなあ。自分も海外の美術館などに行ったときも、何が常設展で何が企画展なのか、とか全くわからないもんな。

企画展のあとは常設展をぶらぶらと行脚。いつも見慣れているものが多かったのでたまに気になるやつだけをじっくり見る、って感じで。先に書いた海外の観光客は松方コレクションの印象派の部屋に集まっていたようだった。

アメ横で昼食

国立西洋でランチを食べようかなと思ったけど、コースって感じでもないなあとなったので、アメ横方面へ移動。途中にあった上野駅のラーメン屋の並び、特に一蘭に海外の観光客が50人以上行列を作ってて、「まじか」となった。そんなに食べたいものなんだなあ。

で、自分は何を食べたかというと、アメ横の珍々軒のチャーハン。ここはタンメンがうまいということになっていたはずなのに、いつの間にかチャーハンが有名になっていて、時代は変わるもんだなと感じた。チャーハンと餃子で1300円。ごちそうさまでした。

昼食の後は松坂屋に寄って、ケーキなどを買ってから帰宅。いい感じにリフレッシュできた。