今回クラクフでのホテルはオーガナイザーが手配をしてくれた PURO ホテルというところに泊まっていた。スピーカーだけではなく、オーガナイザーやスタッフも全員泊まっていたっぽい。
ここの朝食が自分が好みの洋食 of 洋食、って感じの内容でとても良かった。ポーランド、前に来たときは実感が無かったけどとにかく料理が美味しい気がする。
コーヒーのマシンも24h利用可能で、朝食のあとにもういっぱい飲みながら部屋でゆっくりとできるのも良かった。
朝食のあとにもう一度発表練習と資料の手直しをしてから、10時過ぎくらいに Code Europe 2024 の会場の ICE というカンファレンスセンターへ。場所は国立博物館に行く途中に見かけていたので、この日も結局自転車で移動することにした。
スピーカーとして受付を済ませてから、会場内をぶらぶらと偵察。ブースも日本のカンファレンスとは違った感じで気合が入っていて面白かったものの、この日は発表前なので軽く眺める程度にした。
1-4階が会場になっていて、大ホールが2つ、小ホールが4つで2日間6トラックというだいぶでかい規模のカンファレンスになっていた。発表では1500人弱くらいの参加者らしく、だいぶ人が多かった。ざーっと眺めた感じだと、日本人は自分だけで、アジア系の人もたまにいるかなという程度でほとんどがポーランドの人のようだった。
ブースは、半分くらいは英語の案内があるものの、ほとんどはポーランド語のみって印象だった。とは言え、ブースの人はだいたい英語を話せるので、何の会社なのか聞いてみたら、会社ではなく大学とか専門学校というブースもあったりと、全部が全部採用というわけでもないんだなあといろいろ面白かった。
自分の発表のホールを再確認して行ってみたら、小ホールから大ホールに代わっていてびっくりしてしまった。いやまあ、大きいほうがいいことなんだけど、発表にかける気持ちの持ちようが変わるって意味で頑張らないとなと改めて切り替えたりしていた。
昼食は、チケットに include されていて、引換券をもらって外に出ているフードトラックから食べるという形式。この日はにわか雨の中待つことになってしまって、中々大変ではあったけど、ポークサンドみたいなやつを頼んで食べることにした。
というのも、他のトラックを眺めてみると、ポーランド語で完成の呼び出しをしているっぽく、絶対わからんな、という自信があったので、唯一完成したらブザーが鳴るやつを配っていたのが、そこだけだった、というのが選んだ理由。
案の定、昨夜のハンバーガーみたいなすごいやつが出てきて、満腹になりながら食べてしまった。この後は、昨日見ることが出来なかった城をみるために会場を後にして自転車で移動。
クラクフ、修学旅行先になりがちなのか、小中学生くらいの団体がめちゃくちゃ多かった。ポーランド中から集まっているのかなあ。この日は礼拝堂からスタートして、地下聖堂、美術館をザーッと巡った。
庭を振り向くと立派なバラ園があってこれがまたなかなか良かった。ガーデンの手入れをしていると、今まで目にも止めなかったような木々や草花も目につくようになるのでお得と言える。
庭園を抜けて、城の居室エリアへ行ったものの、この日は月曜だから休みなのか、16:00を過ぎていたので早く終わってしまったのか、いずれにせよ外観を見るだけで終わってしまった。残念。
城の後は旧市街を見ておくかと、昨日は人混みだらけだった広場にいって、土産物の店が並んでいる織物会館の中をぶらぶら歩いて見た。
クラクフの土産屋などに、このガチョウ?アヒル?がたくさん売っていたのだけど、最後まで謎で解決しなかった。ドラゴンは城に伝説があるのでわかるんだけど、このアヒルは何だったんだろうなあ。この時点で17:00くらいになっていて、だいぶ疲れたのでホテルに戻った。
この日は Welcome dinner があって、行くつもりだったものの夕方くらいから時差ボケでめちゃくちゃ眠いのと、昼に食べたポークサンドがまだまだ残っていて新しく何かを食べるのは厳しい、って感じだったのでキャンセルして部屋で WWDC を見ながらスライドを手直ししていた。
Apple Intelligence の発表はユーザーが何できるようになるのか、というのを中心に発表していて、他の会社の生成AIアピールに比べればマシだなと思ったものの、それでやることがメッセンジャーで送る画像を生成する、という内容でげんなりしてしまった。これをクリエイティブって言ってるのマジで?ってなる。
なお、WWDC、EU だとちょうどゴールデンタイムで見ることができて、早朝というか深夜のAPACに比べると便利だな、とは思った。