redmine の tag をみたら 5.1.x がリリースされていることに気がついたので、現在 Redmine 5.0 で稼働させている bugs.ruby-lang.org を 5.1 にアップグレードした。以下が変更のコミット。
https://github.com/ruby/b.r-l.o/commit/b49d3ceb9185ac0dfaef7989f4fd4ce3c20f4919
@k0kubun くんが、どうやってるんですか、と聞いてきたので答えると
という手順でやっている。最後がドキュメントにもならないどうしようもない感じではあるのだけど、それが技術力ってことで。5.1 にアップグレードしたことで、今まで消したくて同仕様もなかった優先度という項目を消すことができるようになったのが本当に最高の機能だった。
ついでに使っている Redmine のプラグインもいくつかアップグレードしておいた。
yhonda さんから、rails でテストに使っている ruby-docker-image が更新されてないよ〜と報告がきたので調べていた。
https://github.com/ruby/ruby-docker-images/issues/78
mame さんとシュッと眺めたら focal でコケてるし、ruby のチェックの付近で死んでいるようにみえるから、 BASERUBY
のバージョンかねえという検討がついたので、独自にビルドしていれることで無事イメージが更新されるようになった。
これ、最初はビルドとかしたくなくて、ppa などで Ruby 3.0/3.1 が配布されていないか調べたけど配布されておらず、じゃあ snap でインストールするのは、と調べたら docker の上で snap を動かすというのはファイルシステムや daemon の関係で簡単ではなく、ぐぬぬ、となって結局 tar.gz からインストールすることになった。
手元などで開発する人たちに向けて BASERUBY を更新してください、は別にどうでもいいのだけど、docker であるとか CI とかその他のシステム全体に向けて BASERUBY を更新してください、というのはバージョンと環境をもうちょい深く検討しないとダメそうだな、と学んだ。