宗谷地方に住んでいる親戚に合うために朝の8時前から羽田に移動していた。3連休の前ということもあってか駐車場が8:00にはほぼほぼ満車になるという話を聞いて8時直後に着くように移動して、朝食を食べていた。この時間の羽田空港は和食というかカツ丼、みたいな店はたくさんあるけどパンとコーヒー、みたいな店が意外となくて厳しい。
朝食を食べていると、羽田-紋別便は強風のため条件付き運行という知らせが来て「うへ〜」となりつつも、駄目なら駄目で明日もう一度チャレンジするしかないな、と覚悟を決めて乗ることにした。水曜どうでしょうの新作みたいになりつつある。
出発前のアナウンスの通り、この日の北海道は暴風雨となっていて、紋別上空で待機しつつ風が弱まったタイミングに合わせてなんとか着陸、という状態だった。30分くらい遅れたけど、着陸しただけで大勝利である。
着陸後にレンタカーをシュッと借りてから紋別といえばカニのハサミということで写真を取りに行った。後ろに見える荒れ狂うオホーツク海をご覧ください。
ちょうど昼時だったので、近くにあるろばた焼きの店へ。水産加工をやっている漁業の会社であるマルカイチ水産の直営の店で、販売所で買ったホタテなどをそのまま焼いて食べることができるので、ホタテに加えて妻と二人でろばた焼きセットと海鮮丼を頼んで大満足。
昼食の後は、紋別からひたすら北上して親戚の家へ。30分ほどだったけど、近況についてしゃべったり、仏壇に線香をあげたりしていた。記憶に残っているくらいの近況だと、牛の数も多くてヘルパーの人を呼ばないと、というくらいだったのが、じわじわと縮小しているぽく、後継者というだけではなくて事業そのものの継承というのも難しいのだなあ、とか考えていた。
親戚のうちを後にして、引き続き北上して浜頓別の道の駅へ。ここでは、ホタテの自販機がおいててなんだこれは、となっていた。最近の自販機テクノロジーはすごいなあ。道の駅では明日以降の食事難民になったときのために、パンや日持ちする食料をいくつか買っておいた。
浜頓別からは日本海側に向かうために山を横断するルートへ。日没後に加えて、人が住んでいない地域なので、モバイル通信の電波はなく、街灯もないという地域で、ここで事故ったらやばいな〜と話しつつ、目的地の豊富温泉にたどり着くことができた。
今回はこの豊富温泉で2泊する予定にしていて、川島旅館に泊まりたかったものの部屋に空きがなかったので別の宿泊施設のアズマシーナという場所にした。ここは部屋の清掃などを行う管理人の人はいるものの、予約からチェックイン・チェックアウトまですべて自分でやるという AirBnB っぽいやつで、ちゃんと入室できるか心配だったけど入ってみたら、2人で泊るには十分な広さかつ、設備も新しくて、インターネットも高速というとてもいい場所だった。
部屋について一段落したところで、日帰り入浴をしている施設のうち、川島旅館に行ってみた。他の旅館というか、宗谷地方の商店だと現金のみという店が多い中で、川島旅館はクレジットカードも使うことができて便利だった。温泉上がりにソフトクリームを食べてこの日は終わり。お疲れ様でした。