master に続いて racc の変更の影響で Ruby 3.0 から 3.2 まで全ての安定版ブランチの CI が落ちていたので、うりゃっと全部直した。
https://bugs.ruby-lang.org/issues/19727
具体的な変更は以下の通り。
1年前の 3.2 ははいはいというレベルだけど、3.1/3.0 は中々強敵で commit は単純に cherry-pick 出来ないし、3.0 に至っては pry を消したら master では発生しなかった power_assert
のテストが落ちるという事象があったので深追いしてみたら、power_assert-1.2.0
では colorize を pry を使ってやってるぽく、その後 irb のを使うようになった、ということだった。
最初、power_assert-2.0
以降に合わせて pry から irb に変えてしまおうかと考えたけど、そうすると Ruby 2.4 などで動かなくなるぽく、デッドロック、というか v1.2 to v1.3 でやるような変更ではないぞ、という気分になったので pry が無かったらテスト実行しない、という素朴な対応をした 1.2.1 をリリースして Ruby 3.0 ではそれを使うようにした。
https://github.com/ruby/power_assert/compare/v1.2.0...v1.2.1
この辺の依存関係とかCIとかテスト実行の環境整備とかは好きなのでやってるだけで面白いといえば面白い。なお、今回の Ruby 3.2 の変更はテストとCIの修正のみだったので、自分でマージしてしまった。引き続き CI の治安維持を頑張ろう。
今週も Discord にゆらっと集まって開始。
この日はここ最近の内視鏡検査とかそういう話をしていた。とはいえ、消化器のガンの可能性なんて何かを気をつければ何かということはなく、ほぼ遺伝なので可能性を知りたいなら遺伝子検査などをやって傾向だけを知ればいいんじゃないか、とか話していた。でも、傾向を知った所でじゃあなんかできるのか、といえば無いんだよねえ。検査をちゃんとやる、早期発見で対処する、くらいだと思う。
https://asakusarb.esa.io/posts/1149
あとは、Ruby コミッターを雇うにはみたいな文脈で技術経営みたいなことをだーっと喋ったり、Rails World の proposal の清書などをしていた。proposal, Pitch が 300 words だと思っていたら 300 charactors でマジで!となってしまった。幸いにして現在は ChatGPT というものがあるので、以下の文章を 300 文字にしてという感じで投げたらいい感じの結果が返ってきたので大変便利だった。