陽性判定が出てから3日目で熱も朝の時点で 36.7 ℃と 37℃を下回ったのでいつも通りの時間に開発を再開して、RubyKaigi で話して積み上がっていた色々をメモから引っ張り出したり思い出しては次にやることとしてタスク化したりしていた。
ただ、昼を過ぎてからなんか熱っぽいなあと思い検温したら 37.8 ℃になっていたりしてダメだこれ、となったので早々に切り上げてゴロゴロしていた。咳は相変わらず止まらないし、結構長引くなあ。食欲はあるので元気っちゃ元気です。
RubyKaigi 2023 では Ruby の parser についての発表が例年に比べて多くて、その中で中心となっていた pure Ruby な lrama と、ユニバーサルな parser を目指している yarp の2つについて ruby org の下に引っ越していた。
まず GitHub の org に transfer するには org に public なリポジトリの作成権限がないと実行することができない。ruby org はいちおう ruby の公式アカウント、ってことで誰でも作って良い、という運用にはしてない(とはいえ、僕とか mame さんなど、数人の権限所有者に言えばすぐにつくる)ので、一工夫が必要だった。
lrama の場合は kaneko さんの個人アカウントから ruby org に引っ越す必要があったので、kaneko さんを一時的に ruby org の owner にしてから引っ越し、yarp については Shopify の org アカウントなので僕を Shopify/yarp
の admin にしてもらえれば引っ越し、できたはずなんだけど Shopify は org レベルでリポジトリの transfer を lock しているようだったので、Shopify org の admin の rafael を一時的に ruby org の owner にしてから引っ越し、という手順が必要だった。
GitHub のこの辺の権限周りは本当によくできているんだけど、よく出来すぎていて自分からはこう見えるけど、あなたはどうですか、というやりとりが頻発するのがやや不便。
そんなわけで Ruby の今後に大きく影響がありそうな2つのリポジトリが ruby org の下に来たので、どちらか、もしくは両方に何か面白さを感じてるひとはいじって触ったり、気になったところを直してパッチを投げたりするとよさそうです。