ウィッチャー3を延々とプレイしているけど、武器作成のための素材集めだるい〜となってきたので一旦中止して詰んである本をちまちまと読んだりしていた。
まずは以前に札幌のジュンク堂の芸術コーナーに並んでいてパラパラ眺めたところ良さそうだったので Amazon で買って詰んであったヴェネチア・ビエンナーレと日本を読んだ。
ヴェネツィア・ビエンナーレといえば、ドクメンタ、アートバーゼルと並んで3大アートフェアとも呼ばれているわけだが、実は10数年前にイタリアに行った時にちょうどビエンナーレをやっていたにもかかわらず、当時はそれほどアートにも興味がなかったので実に惜しい機会だったということだけが心に残っている。
で、そんなビエンナーレについて、日本館での展示の歴史を踏まえてアーティストと展示に関わっている人の記録を一気に読むことができる資料として実に良かった。特に日本人の現代アートといえば、というような人がおおよそヴェネツィア・ビエンナーレを経由しているのが面白かった。量をこなせば色々発見があるものだなあ。
続いて、かたな旅シリーズの源氏編を読み終えた。去年のうちに読んでおけば、大河と並行してまずまず内容と理解を深めることができて面白かったかもな、とも思いつつ、記載されている大体の話はすでに知っているものが多かったのでまずまずと言ったところ。
刀の由来よりも、刀が奉納されている神社や展示されている博物館とその付近にあるショップなどの紹介の方が役に立ったかもしれない。