https://bugs.ruby-lang.org/issues/18571 で、「pysch や fiddle に libyaml や libffi のソースコードを同梱していたのは Windows でビルドするためのものだったけど、2022 年は vcpkg 使えばいいし、サードパーティーのソースコードを同梱するのは不便だったり、危険だったりすることもあるのでやめませんか」というのを進めていて、Ruby 3.2.0-preview2 ではバッサリと削除された。
で、削除しただけだと、OS や vcpkg が提供しているバージョンの libyaml や libffi でしか動かすことができないじゃんという問題があり、libffi はともかく、libyaml は OS で 0.1.7 だけど、自分は 0.2.5 を使いたい、とかそういう用途のためにソースコードを展開したディレクトリを指定すれば、そのソースコードを使えるというオプションを @nobu と一緒に追加していた。
大多数の人は OS に入ってるやつを使いましょう、で終わるんだけど、如何ともし難い理由で何がなんでも別のバージョンを使いたいという人は自己責任でご活用ください。
今はもう対象外になっているけど、Kindle Unlimited の時にダウンロードしていたのを読み終えた。
前作の人材マネジメント入門と比較すると体系だった順序で解説されている本というよりは、導入部で組織とは、というのを体系的に説明した後に、ビジョナリーカンパニー、ティール、ザッポスなどの組織論の話を20ページくらいで多く紹介という本だった。
すでに知ってるよ、という話もあったけど改めて全部をパラパラと俯瞰し直すにはちょうどいい本だった気がする。あと、このシリーズは参考文献が豊富なのが特によくて、「あー、この本は知らなかった」というインデックスを作るのにとても良い。
図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ
ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥1,430
net-ftp の新しいバージョンをリリースしてくれーとリクエストが来たのでピピっと出していた。
https://github.com/ruby/net-ftp/releases/tag/v0.2.0
tag のレンジで PR を並べる、くらいは自動化したのだけどまだまだ雑魚い感じのレベルのワークフローなのでツールなり GHA 使うのは次のフェーズで。