ちょっと前の話になるけど、syntax_suggest (旧名: dead_end) と言う end の数がおかしい時に警告を出すと言う便利 gem があって、これを Ruby 標準の機能 = stdlib として同梱にしてはどうか、と言う提案があって、Matz 含めていいじゃん、となったのでマージの支援をしていた。
https://bugs.ruby-lang.org/issues/18159
作者の @schneems もノリノリで、移行前のリポジトリの owner にしゅっと追加してくれたりとマージ作業はスムーズに進んだので助かった。
https://github.com/ruby/ruby/pull/6287
で、マージ当初はテストは含まれていなかったので、bundler のテストノウハウを活かして ruby/ruby
のリポジトリの GH Actions でも CI するようにしておいたりコネコネした。
Matz は Ruby 4 では toolchain を拡充したいと言ってたので、こういう機能やライブラリの追加はいい話っぽい。頑張ろう。
ruby/ruby
で bundler のテストを CI しているのだけど、しばらく前から手元の環境ではずーっと落ち続けているので重い腰を上げて個別にデバッグして直していた。
https://github.com/ruby/reline/pull/464
とりあえず bundle console
のテスト、というか rspec なので example がなぜか Reline::GeneralIO
になってしまっていて、基底メソッドがないよ、と言う状況で落ちているのと、space を padding するときの処理でなぜかマイナスで幅が計算されているのを雑に対応したらテストは動くようになった。
これ、タイトルには alacritty って書いてるけど、Terminal.app でも発生するし、tmux か?と思ったら別になくても発生するのでだいぶ手詰まり。この状態に陥った時に元々やりたかった処理ができてるのか?というとだいぶ怪しいので、prod と言うか rails console
, bundle console
で再現なりしないとダメだろうなあ。
ひとまずテストが落ちるのは mswin 周りのダミーテストと、C 拡張な gem をテストするところの2箇所になったので引き続き調べる。