梅雨っぽい季節になったので晴れているうちにあちこちに行ってしまおうと上野周辺の美術館巡りをしてきた。
東京都美術館で開催されているスコットランド美術館の特別展に朝イチで行こうと思い、それなら朝食は上島珈琲で食べるかね、とモーニングセットを妻と食べた。卵がやたらと美味しくてよかった。晴れてる日に限られるかもしれないけど、ここで朝食を食べてから上野公園方面へ、という暮らしは良さそう。
東京都美術館の企画展、9:35 と開始5分に入場したのに最初の方の1-2つのフロアは行列になっててうんざりしてしまった。ただ、その後は人もほとんどいなくてゆっくり見ることができたのはよかったかな。日本の美術館の企画展、基本的に一方通行になるので絵の前と横に行列作りがちなのが本当にきついのでもうちょっと頑張ってほしい。
東京都美術館のあとは道を戻って芸大美術館へ。上野動物園がちょうどオープンの時間で、パンダ行列がすごいことになっていて驚いた。みんなパンダ見たいものなんだなあ。
芸大では長谷川裕子の退官記念展覧会をやっていて、久しぶりに現代アートっぽい現代アートを見てきた。森美術館がここ数年の流れで長期展示になってから現代アートの数をこなすという体験が減っていたのでちょうどいい機会だった。
芸大の後は御徒町で買い物をしようと、上野公園で開催されているフィリピンフェスを横目に見ながらぶらぶら散歩。ちょうどベランダでも紫陽花を育てているからか、上野公園にこんなにたくさんの紫陽花があるとは今まで気が付かなかった。うちの紫陽花、いまだにツボミもつかないんだけどほんとに咲くのかなあ。
御徒町のモンベルで買い物した後に今まで通り過ぎるだけだった和菓子のくろぎのカフェで一休み。ちょっと高かったけど、暑くて疲れていたのと明日は誕生日だしいいかと奮発して色々食べた。
この後はケーキでも買いに行くかなあとか考えたけど、疲れてしまったので家に帰ることにした。
家に帰ってきてから、朝イチに美術館に行くのは結構いいのでは、という話になって 6/12 に東京と近代美術館で開催されているゲルハルトリヒター展に行こうと、事前勉強として美術手帖の最新号を読んだ。
隔月から季刊になって、論考がやたらと増えて個人的にはありがたいのだけど、ゲルハルトリヒターの解説はだいぶ難解で読んだつもり、程度で終わってしまった。