2021 年の NHK 大河ドラマの主人公でもある渋沢栄一を持ってきたか〜という意味で感心したけど、論語と算盤というお題の渋沢栄一語録を読んだ。
天下国家について考えて動くべしというのは理解できたけど、もともと豪商の生まれじゃん...とかひょんなことからパリに随行なんていけないでしょ...いうあたりでディスタンクシオンなどで言われていることを考えると、努力がたまたま結果に結びつく環境だったというのが大きいよね、というところばかり気になってあまり目新しいところはなかったなあ。論語、そのものをお題とする回か本を見た方が良さそうに感じた。
NHK 100分 de 名著 渋沢栄一『論語と算盤』 2021年 4月 [雑誌] (NHKテキスト)
NHK出版
¥550