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HsbtDiary


2018/08/15 (水) [長年日記]

道東旅行 3 日目

3日目は海じゃなくて陸から知床半島を見るためにホテルをチェックアウトして知床五湖のフィールドハウスへ。ホテルにも頻繁にガイドが観光客を迎えに来ていてなかなか盛り上がっていた。

ただ、この日からは霧と雨がかなり強くなっていて、知床散策も見ての通りの景色で視界もだいぶ怪しいという状況で風景を楽しむという感じではなかった。とほほ。ただ東京にいると霧というものを見ることも少ないので、霧の中を歩くというのは久しぶりの体験だったのは良かったかな。こんな天気だったので、カムイワッカの滝を歩くというのは見送りで次の予定の阿寒湖へ。

ウトロを出てすぐにあるオシンコシンの滝。滝、というのも小さい時は「へー」程度の感想しかなかったのに、この年になると滝という存在自体が地理的にも、それに伴う信仰的にもすごいなあという感動が生まれてきたのが新鮮だった。年取ってるねえ。

斜里町を通過する時には、空につながっているような直線道路の「天に続く道」に寄ってひたすら西に移動していた。タクシーで来てる人もいて、女満別空港からの貸し切りタクシーというのもあるんだなあ。自分は運転ができるから使うぞ、という気持ちにはならないけど、海外からの観光客や自分が海外に行って車じゃないといけない名勝があった時にそれなりのお金を使えば安全に行くことができる、というのは中々良さそうに思う。

斜里町の後はやや南下して神の子池という透明度が高く池がエメラルド色に見えるという池へ。ここは携帯電話の電波も入らない山奥かつ舗装もされていないという道を通過する必要があったのでなかなかハードだったけど、池自体は期待通りの風景だったので行って良かった。あいにくの雨で水紋がちょっと邪魔だったけどしょうがない。

神の小池の後は内陸にだいぶ移動しながら、霧で何も見えない摩周湖を横に南に抜けてから西に移動してアイヌコタンがある阿寒湖へ。

阿寒湖のホテルも夕食はつけないで、アイヌコタンにあるアイヌ料理の店で食べることにした。アイヌ料理の店の喫茶ポロンノでは、鹿と鮭の汁それぞれと混ぜご飯、シカ肉のルイベなどを食べたけど、鮭の汁は「あ、これ石狩汁だ」という感じだったので、北海道の人だとだいぶ馴染みのある料理なんじゃないかなあ。

この日もホテルに戻ってから温泉に入ってばたりと就寝。