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HsbtDiary


2018/07/25 (水) [長年日記]

オーストラリア旅行 2 日目

1日目はホテルで10時ちょいすぎまで仕事っぽいことをしたり、なんかコードを書いたりして過ごしてからまずは近所のコーヒーショップに行って朝食。

メルボルン、事前に調べて言った通り、街のどこを歩いても地元のコーヒーショップばかりで、スターバックス、サブウェイはちらほらあるけど、それでも日本だと見たことないいい感じのカフェがたくさんあって良かった。街を歩いていてもその場で飲むという人だけではなくて、会社の同僚の分だけ買って持っていく、その場で飲み歩きという人が多くてなかなか良かった。自分も適当に選んで、パニーニをかじりながら最初の目的地の NGV(National Gallery of Victoria) へ。

NGV に行く途中に、メルボルンといえばここ、というフランダースストリート駅を通過してサウスバンクへ。フェデレーションスクエアなど、地図で見ただけだとこの駅と教会とアートスペースがいい感じに溶け込んでいるというのが想像できなかったんだよなあ。いくつか写真をとってからもくもくと歩く。

NGV は予想していた通りの良い感じの場所で、西洋から近代まで一通りのコレクションをすべて眺めることができるスペースで大変良かった。無料ってのも旅行中に何度も戻って確認できるのがよい。

日本美術のコーナーにあった、水晶で作られたヘラジカのアート。このアーティストだれなんだろう...というのを海外で改めて知ることができたのもよかったなあ。

これは狙っていったわけでもないけど、フランスの貨幣博物館で見かけたアートによく似ているなあと思ったら同じアーティストのスボード・グプタの作品だった。こうやって「あ、これどこかで見たことあるな」という経験を体験できるのがとにかく楽しいので美術館巡りは引き続きやっていこう。

現代アートだけではなくて、印象派の時代の作家の作品や近代にかけての作品もいい感じの展示だったので、ソファーに座ってぼーっとしながら順番に絵を眺めていた。こういう部屋に隙間なく絵を並べるという行為、この風景自体を絵にするというのがルーヴルでも見かけるんだけど、どういう流派なんだろうなあ。その辺は気になる。

この期間のNGVは MoMA 特別展も開催していたので、こっちは別途チケットを買ってからぶらぶらと鑑賞。Ruby 書いてる人にはおなじみのダリの「記憶の固執」やアンディ・ウォーホルの作品なども同じ場所で見ることができて大変お得だった。メルボルンに行ったら、とりあえず行っておくという場所だと思う。

一通り見終わった後はフェデレーションスクエアに戻って、NGV オーストラリアというオーストラリアのアート中心で展示している別館へ。

こちらはこちらで、NGV にはなかったような作風の展示や特にアボリジニの文化、迫害の歴史などを絡めた作品が多数展示されていて、この辺はアート活動にも深く影響しているのだなあと改めて確認するなどしていた。

こちらはこちらで1時間くらい歩き回って眺めてから、カフェで一休み。この時点でだいたい公共施設が閉まる時間帯になったので再び歩いてホテルに戻って散策は終わり。帰りにセブンイレブンとスーパーで適当に飲食物を買って部屋で豪遊していた。