トップ «前の日記(2018/06/30 (土) ) 最新 次の日記(2018/07/02 (月) )» 編集 RSS feed

HsbtDiary


2018/07/01 (日) [長年日記]

フランス旅行 2 日目

パリ散策二日目。海外の美術館、月曜と火曜のどちらかが休みというのが多いというのと、ルーヴルは平日の展示スペースをエリアごとにガンガン閉じたりするので、その辺のスケジュールをある程度考えながら行動することにした。この辺、まったく気にしないで2週間くらいいるといいんだろうけどしょうがない。

二度目のパリなら行っておこうということでサンジェルマンから東にあるアラブ世界研究所へ。この建物は中の展示もだけど、その外観を構成するイスラム様式の窓一つ一つが時間によって変化するという構造になっていて、外からも内からもどちらから見ても面白い絵になっていてよかった。

続いてセーヌ川を渡って北上してピカソ美術館へ。この週、第一日曜は美術館を無料開放している日だったので、なかなか人は多かった気がする。この日はちょうどゲルニカ展をやっていたので、マドリードで見た原画の記憶を思い出しながら、複製やインスパイアされてできた作品などを眺めていた。ちょうど、泣く女も展示されていて、ジョジョの第三部のエジプト編を思い出すなどしていた。

ピカソ美術館の後は水分補給のために、事前に目星をつけていたカフェに避難。ここではミルフィーユとレモネードを頼んでちょっとだけ休憩。フランスのデザートを食べることができるカフェは、数が多いからかどこもそれなりに空いていて静かな空間なのがいいね。

休憩した後はふたたび南に戻ってポンピドゥーセンターへ。ポンピドゥーセンター、相変わらず外観が最高で、東から見た後ろの絵も大変良かった。ポンピドゥーセンターも無料だったので、シュシュっと中へ。エスカレーターで上に上がる途中や上部は密閉されているにもかかわらずエアコンが無かったのでとにかく暑かった。しんどい~。

ポンピドゥーセンターの展示はさすが現代アートの殿堂、という感じでとても楽しめた。今回、ミュージアムショップでは前回来たときはなかったポンピドゥーセンター名作品というような図録があったのでこれもシュッと購入。東京都美術館でやっていたポンピドゥーセンター傑作選の図録と合わせ読みするのが楽しみ。

ポンピドゥーセンターの後は夕方でどこに行くか悩ましい感じになったので、ルーヴル美術館に滑り込んで閉鎖エリアがない日曜のうちにめぼしい作品を全部見ておこうということにした。

まずはおなじみのサモトラケのニケをを見てからフランス絵画コーナーでダビッドのナポレオン戴冠やグランドオダリスクを経由してモナ・リザを見たり。モナ・リザ、とにかく人がすごくて遠めから見る程度で終わってしまった。前に来たときより込み具合がすさまじい気がする。

フランス絵画コーナーの後は館内をぶらぶら歩きつつオランダ絵画コーナーを閉館時間ぎりぎりまで歩いて終わり。ホテルに戻ったら疲れ果ててあまりちゃんとご飯を食べないで寝てしまった。