同僚のデザイナーから紹介してもらったのでシュシュっと読んだ。前半は IBM とデザインという切り口で Think という文化をどのように作って、デザインへと生かしていたか、という話が中心で後半はデザインと組織をどのように作り上げてそれをビジネスとしたか、という本だった。
前半は Thinkpad や IBM のアレコレを知ってる人にとってはファン向けの本という感じなので歴史を振り返るという意味でもおすすめです。一方で、IBM とかよくわからんすね、という人には物足りないかも。4章はデザイン組織を作っていくうえで参考になる部分が多々あるので、そっちを推進している人は読んでおくと良いと思います。