3日目はミュンヘン市内にある美術館をひたすら巡ることにした。ただオクトーバーフェストの会場は見ておかないとってことで、朝一で会場にむかってみた。
オクトーバーフェスト、ビールのテントがあるだけのイベントかと思ったら、移動型の遊園地があったり、お菓子やおもちゃ売り場があったりと、どの年代も楽しめるイベントになっていた。
警備はテロへの警戒か、入り口は警察に完全に封鎖されていて手荷物検査をしてから中へ。
せっかくなので、カフェのリチャートが出しているテントに入ってコーヒーを飲むなどしてから、観覧車にのって全景を眺める。
会場の偵察の後は、さっそく美術館巡りということで北にあるアルテピナコテークから。入館チケットは複数の美術館に入ることが1日できるコンビネーションチケットを購入。
アルテピナコテーク、2018年まで長期の修繕中で館内の半分くらいは閉鎖しているものの、ラファエロやミケランジェロの絵は普通に展示しているのでよかった。
アルテピナコテークの次はピナコテークモダンという現代のコンテンポラリーアートの美術館へ。
ここは常設と企画展を組み合わせている美術館でこの日はムラーノ島のグラスの展示などをやっていた。
地下のインダストリアルデザインのコーナーではアウディの展示やSONYの505などが展示されていて、大変よかった。
この後は引き続き美術館巡りしてでブラストホルスト美術館へ。ここはコンテンポラリーアートを中心に展示している美術館だけど唯一館内の撮影が禁止となっているやつで、さささっと中を見て終わり。ちょっとイマイチだったかな。
この後はバスに乗って東に移動でしてバイエルン州立博物館とシャックコレクションへ。あいにく後者は休館日だったので博物館へ。博物館、あまり人気がないのか閑散としていたけど、絵以外の美術品がおおよそ展示してあって、なかなかボリュームもあってよかった。
博物館の後はバス停の近くにある河でサーフィンをする名所となっている場所をチラ見するなどしていた。
バスに乗って再び西へ向かってレーンバッハギャラリーへ。ここは青騎士と呼ばれる世紀末芸術後のアバンギャルド芸術が展示されている美術館で、モダンアートもたくさん展示されていて大変見応えがあった。満足。
この時点で18時くらいだったので、カールスプラッツ方面に移動してからチョコレートやお菓子をいろいろ購入。この後は夜のオクトーバーフェストを見に行こうってことで、再び会場へ。
昼とはうって変わって電飾が点灯した状態で大変きらびやかな会場を眺めつつ、唄い続けて飲むというビールテントへ。
ある程度想像はしていたけど、ビール会場は現地の人が民族衣装を着て、総立ちでドイツ語の何かの歌を歌いながら手拍子とビールをひたすら飲むという見ているだけでも楽しい会場へだった。これだけ盛り上がるなら、このためにドイツ国内や世界中からビール飲みにミュンヘンにくるよなあというくらい楽しいお祭りだった。ビール飲んでないけど。
オクトーバーフェストの会場を横切ってホテルに戻ってばたり。3万歩歩いたらしいよ。