去年の下半期くらいから、家で使っている食器をダイソーや無印のものから、民藝品に置き換えていこうというブームが来ていて、買い換えるからにはそれなりに知識を蓄積してからにしようと思い、民藝の教科書シリーズを読み始めている。
うつわは去年の10月くらいには読み終わっていて、そのおかげで鳥取の中井窯まで行って、皿を手に入れることができた。そんな流れで漆器もほしいなあと木と漆を読んだのだけど、中でいいなあと感じた卵殻貼の民藝品はちょっと気軽には手を出せないくらいので値段(茶筒で8万とか)でぐぬぬ~という状態になってしまった。
若干、民藝を持ち上げすぎていて、いやその決め付けはおかしい、という内容が結構多いけど、利用年数が10年級の品がたくさんあって見ていても楽しいのでこのシリーズは大変よい。