2日目はじまりはじまり。
会場の BioPolis はその名の通り分子・生物系の研究機関が集まっている場所ぽいのだけど、去年に来た時には工事中だった建物がかなり完成していて、その一角に台湾でいった朱銘美術館と同じような彫刻が沢山あった。こういうのを見ただけで誰の作品というのがわかるのは何かイイネ。
お馴染みのジョブボードはこんな感じ。シンガポールは相変わらずお金が流れているみたいでスタートアップだけじゃなくてソフトウェアハウスも求人募集が沢山だった。ちなみにギャグじゃない方のフルスタックエンジニアの募集はかなり多かったかなあ。コードだけじゃなくて、システム設計からフロントエンド、サーバー構築までよろしくという世の中になっているぽい。社会は厳しい。
肝心の発表は〜というと、実はあまり聞いていなくて、基幹システムの http://rubyci.org/ が壊れたのをひたすら調べて直していた。詳しくは別エントリで書く。
お昼ご飯は昨日に引き続きシンガポールフード。タイやインドネシア料理もあってかなりお得感があった。やっと障害を解決したあたりで shopify のシングルページアプリケーションの話やアーロンが Rails の高速化で頑張った話を聞けるようになった。shopify の話で、ECサイトのいわゆる管理画面は "admin" という言葉で表現していて、何か面白かった。
カンファレンスの最後でベルギーのスピーカーがお土産に持って来てくれたチョコをもぐもぐ。とても美味しかった。
アフターパーティーでは @zzak と何か話したり、シンガポールのスタートアップで働いている方とおしゃべりしてシンガポールの住環境事情を聞いたり、ぼっちがきわまった笹田さんのデバッグ環境を教えてもらったりしていた。
去年と同じように、シンガポールに来ると、インド洋、東南アジア、東アジア、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカから人が集まっていて、ほんとに国際カンファレンスなのだなあというの感じることができるのでかなり良かった。特に今年はインドから来た人が多かったような気がする。
今日1日、テスト結果が上手く表示されなくなっていたのをカンファレンス中にアレこれ調べて全部直した。
この問題はSystemStackError の backtrace を持つようにした + 例外発生時に全部表示するようにしたというのをトリガーに、RubyGems が SystemStackError を大量に起こすような変更が入ったという問題の合わせ技でログが膨大な量になって、RubyCI の crawler が Memory Limit Exceeded を引き起こしていたという三重の合わせ技の障害だった。辛い。
結局、この辺は RubyGems を直してテストが落ちないようにした上で、heroku の Memory Limit Exceeded を引き起こさないように crawler に workaround を入れて回避、障害が起きないような状態にしてから再開ということをして直ったのであった。ついでに RubyGems のテストが実行されなくなっているバグも見つけたので直した。
メモリ使いすぎたらスワップじゃなくていきなりプロセスをたたき落とされるというの、高い意識の時は気にかけるから良いけど、何かトラブった時のリカバリがかなりだるい。ばたり。