ベルギー3日目はダイアモンドとパトラッシュの街、アントワープ(アントウェルペン)へ。ここもブリュッセル中央駅から鉄道で40分ほどという距離にある街。
ちなみにアントワープ駅は美の巨人たちの建築シリーズで特集されるくらい綺麗壮大な駅で一見の価値ありという奴。大変良かった。
アントワープ、ブリュージュと同じように旧市街と新市街で分かれていて歴史が残っている街なんだろうなあと予想していったら大外れで、駅から出たらショッピングセンター(ダイアモンドの店)やブランドショップが並んでいて、パトラッシュとネロが見たくてしょうがなかったルーベンスの絵が飾ってある大聖堂までずっと都会な街だった。バルセロナっぽい雰囲気。
アントワープではまずインフォメーションセンターでアントワープカードというガイドとクーポンブック、ミュージアムのフリーパスがついたチケットを買ってから、ルーベンスの家に行ってルーベンスの絵と庭園を眺めてから大聖堂へ。
大聖堂、ちょうどコンサートの時間で入場はコンサート終了後からということなので先に港の方にある魚屋が経営しているシーフードレストラン Chez Rini に行くことにした。
ここのお魚プレートは英語メニューもなくてだいぶわからないという状態だったけどフィーリングでムール貝と牡蠣のプレートを頼んでひたすら食べていた。値段はちょっとやすい、というくらいだけど新鮮でとても美味しかったのでアントワープにきた人は行ってみると良いと思います。
昼食の後はアントワープに最近できたという MAS を散歩、展示品自体のインパクトはあまりないけど、郷土資料館という感じで内容自体はなかなか良かった。
MAS の後は大聖堂に行ってルーベンスのキリスト昇架と降架を見てから付近でパトラッシュごっこ(もう眠いんだ、と言うだけ)をやったりしていた。
そういや、大聖堂の前に日本語しか書いてないとても残念な石碑があって、今すぐ撤去してもらいたいという気持ちになったのであった。日本に、日本人のおおよそが読めないであろう、ロシア語やヘブライ語(例えの言語は適当)のみが書かれている記念碑が突然登場した時の気持ちを考えればだいたい伝わると思う。とにかく残念な気持ちになった。
大聖堂の後はアントワープにしかないというチョコレートラインとゴーセンスというチョコレートショップに行ってチョコレートを大量購入してからブリュッセルに帰宅。
アントワープの「フランダースの犬の残念モニュメント」については、そもそも「フランダースの犬」が日本人に人気なだけで現地ではほとんど知られていなくて、それなのに日本人がたくさんやってくるので、それではということで、ホーボーケンに銅像を建てたり、アントワープに(トヨタの資金援助で)モニュメントを作ったりした、という話らしいです。<br>ttp://patrasche.net/nello/stone/<br>が当事者の方のサイトのようで、他には<br>ttps://ja.wikipedia.org/wiki/フランダースの犬<br>から辿れる論文、<br>ttp://ci.nii.ac.jp/naid/110004622749<br>が参考になると思います。<br>ところでこの石碑って、この写真で見て左側面に英語、右側面にオランダ語が書いてありませんでしたか?
>この石碑って、この写真で見て左側面に英語、右側面にオランダ語が書いてありませんでしたか?<br><br>oh... 確認してませんでした。どこかが独自に動いて作ったというところまでは知ってたんですが、それならせめて英語を上にするとかすればよかったのになあって思いました。