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HsbtDiary


2026/07/16 (木) [長年日記]

Ruby 3.3.12 リリース

というわけで net-imap の問題も解決したので Ruby 3.3.12 をリリースした。

https://www.ruby-lang.org/en/news/2026/07/16/ruby-3-3-12-released/

Ruby 3.3 は既にセキュリティメンテナンスフェーズということもあり、CVE が発行されている net-imap と erb の修正、そして新しい OpenSSL でエラーとなる問題の修正などが含まれている。

この辺が気になるユーザーはアップデート推奨なのだが、このために QA を頑張るくらいなら 3.4.x の最新バージョンにした上で QA に時間を割いた方が長期的にはいいと思う。

それにしても Ruby 3.3 は .12 まで増えたんだなあ。このまま行くと .20 まではいかないにしても .15 くらいにはなりそう。

Ruby のリリース時の workflow を ruby/ruby と同一にした

この日は朝から Ruby 3.3 をシュッとリリースして終わり、としたかったのだけど、ちょっと前からガチャガチャいじっていた ruby/actions に置いてある tarball を作成してのテストを ruby/ruby に持っていたやつの最終形として、tarball のテストを ruby/actions のリリースワークフローから call した上で実行するという変化球を仕込んでいた。

で、仕込むこと自体は大したことなかったのだけど、macOS のジョブが org 全体で 50 jobs しか動かすことができないということを知って、なおかつ1 action が発火されると 31 job 専有するというのがわかったので、ジョブの平滑などをやっていたら夕方になってしまった。

これ、job の専有を灘からにするというのが肝で、単に job をまとめて同時に動く減らしても実行時間が増えるならトータルでは意味がないというのもあり、その両方をうまいこと間引くというのを考えてやっていた。

最終的にはこのジョブは macOS では諦め、って感じで減らしていい感じになった気がするので、当面は様子見していく。


2026/07/15 (水) [長年日記]

Google Drive アプリから Google Photos 連携を切った

Google Drive の設定画面を見たら Google Photos へのアップロードは 8月くらいのアップデートでできなくなる、という案内が出て「困ったなあ」と思いつつも案内された Google Photos のブラウザ版からのアップロードを設定してみた。

この手のブラウザから使える Web ページのローカルコンピュータ向けの機能というのは基本的に出来が悪くて信頼してないのだけど、Google Photos の方は最初は権限でよくわからない動きになったけど、2-3回目以降は指定したフォルダに画像を配置、Google Photos のページを開けばアップロードされる、という感じでよくできてると思った。

一回の量が100前後だから動く、とかはありそうな気はするけど、とりあえずはこれで。

net-imap v0.4.25 のリリース の手伝い

そろそろ Ruby 3.3 もリリースしておこうと思ったものの、net-imap の CVE 初版を修正したものが Ruby 3.3 向けのバージョンにはリリースされておらず、困ったなあとなっていたが、今なら claude があるので、CVE は直しつつ挙動変更は最小にして backport して、と指示をしていたらできたので pull request として送りつつ、リリースしていい? と nevans に聞いたりしていた。

https://github.com/ruby/net-imap/pull/707

結局、merge とリリースは nevans がやったんだけど、これで Ruby 3.3-4.0 すべてで CVE を潰したバージョンの net-imap を同梱できるようになった。

個人的には CVE なんてただの番号なので、個別に attack surface/vector を評価すればいいじゃんとしか思ってないのだが、世の中には Zero CVE などを求められる環境もあるのでそういう環境向けにはこういう活動も意味があるのだろう。


2026/07/14 (火) [長年日記]

Ruby office hour

先週の疲れも抜けぬままふわふわモードではあったが今週も Office hour に参加。

Matz は RubyConf への移動か何かで不参加だったけど、最近の bugs に投稿された提案について、結局速くならないのでは?とか、これ実はずっと前から deprecated じゃなかった?とか office hour っぽい office hour だった気もする。

Ruby CI から Amazon Linux 2 をシャットダウンした

Ruby CI に入れている Amazon Linux 2 がようやく延期に延期を重ねて 6 月末に EOL を迎えたので AWS から terminate しておいた。

紋別行ってた時間も含めてだけど、最近 Ruby CI や Actions で flaky とか動いてないというのがやや増えてきたのでちょっと気合い入れて直していかないとなあ。

GitHub の pull-request に bugs の URL をコメントさせるやつ

ruby/ruby ではコミットメッセージなどに [Feature #xxxxxx] というような文字列を入れると bugs で自動的に紐づいたり close するということもあり GitHub にもタイトルや body によく入れたりする。

が、文字列として入れても、 https://bugs.ruby-lang.org/issues/21342 というようなリンクにはなるわけはないので、いつも手打ちで入れたりしてだるかったので [Feature #xxxxxx] っぽい文字列があってリンクがなかったらコメントさせる機能を作った。

https://github.com/ruby/ruby/pull/17707

すごい素朴だけど大変便利。

https://github.com/ruby/ruby/pull/17830

2つ目のように既にリンクが本文にある場合はコメントされない。これ、問答無用でコメントした方が便利な気もするけど、うるさい気もするので一旦は現状の無視を維持で。