今年の美術館納めとして六本木ヒルズと丸の内に行ってきた。森美術館だけ行くつもりだったけど、アートギャラリーの方でやっているマチュピチュ展も予約枠ががら空きだったのでこっちも見ることにした。
一番最初のエリアがシアターということもあって、バッチ入場形式になってるのがいまいちではあったけど、マチュピチュから発掘された副葬品などがそのまま展示されているというのはかなり良かった。推定年代が西暦100-800年ごろというのがざっくりではあるけど、それらの年代にこういう美術表現がなされていたのはなんかすごい。
あとは中世くらいの時代にはなるけど、紐の結び目で情報を表現しているやつがよかった。ペルーとか、この先行くのはたぶん難しいだろうなあという感じなのでなかなか良い機会ではあった。
しかし、これで大人一人が2900円というのは、ちょっと厳しいなってくらいの値段まで値上がりしているなとは感じた。COVID-19のどさくさで値上げがなされてなし崩しって感じはするけど、こういう文化事業を単純に値上げするのはよいこととは言えないと感じる。
マチュピチュ展に続いて森美術館へ。年間パスポートを買っているので、入場直前に入館QRコードを発行するだけなんだけど、この発行画面が 「」@「」という感じのメールアドレス入力欄で、前半に補完入力で @ 付きのアドレスが入ってしまうので、わざわざ削るというのをスマホでやっていて夫婦二人でブチ切れていた。こういうしょぼいUIへの苦情ってどこに言えば効果的に改善されるんだろう。
この時期にやっている六本木クロッシングは森美術館がキュレートした現代アートの展覧会なので、何かの作品を目的に見に行くというよりはザーッとみてインデックスの幅を広げる、くらいでささっと見て終わり。
インドネシアや沖縄をフォーカスしたものはまあまあ好みだったので、来年発売予定の図録が届いてからもう一度見直すって感じかな。
ヒルズの後は丸の内に行ってランチを食べる予定だったけど、11時になっていて今からならヒルズで開店直後の店に入れるのでは?とひらめいたので、お気に入りのウナギの店へ。
予測通り、予約なしだったけどサクッと入ることができたのでうな重を食べた。なんか店員の1人の親族が倒れたとかでひっきりなしに電話をしてローテ調整をしたり、隣に座ってる2人は親が介護が必要だけど、なかなか大変でなんだかんだと、ゆっくり何かを食べたいときに限って周りが深刻な話をしていてそれが気になるということが多い。
ランチの後は六本木から丸の内に移動して三菱一号美術館へ。今年行った展覧会だと、どれもチケットを買う時点で行列って感じだったけど、さすがに年末だからか空いていた。
アールデコとその時代の服飾品の展示だったので、自分はサクサク眺めて終わり。妻はだいぶ楽しかったようだ。美術館の後は東京會舘に行ってケーキを買ってから帰宅、朝から3-4か所を寄るとさすがに疲れる。お疲れさまでした。