RWC で Matz に master のバージョンを 4.0.0 にしてくれ〜、早く〜とやった甲斐もあり 4.0.0-preview2 がリリースされた。
https://www.ruby-lang.org/en/news/2025/11/17/ruby-4-0-0-preview2-released/
3.5.0-preview1 の次は 4.0.0-preview1 なのか 4.0.0-preview2 なのか、どっちにしますかね、というのを実は確認していたんだけど 4.0.0-preview2 ということになった。3.5.0 = 4.0.0 と頭で解釈していただく感じでやっていきましょう。
prerelease なものの 4.0.0 なバージョンであるパッケージも出たことだし RubyGems の方もやるか、と beta1 リリースに向けて本気を出し始めた。
https://github.com/ruby/rubygems/pull/9089
溜まっている pull request を全部眺めて、マージすればいいんじゃね、ってのはバンバンマージはしているのだけど、vendoring している依存ライブラリが微妙に古いのもあって、それらを更新したり、パッチが当たらなくなったので更新していたら1日が終わってしまった。
しかも resolv-0.8.0 が JRuby でスタックするような挙動があり、0.7.0 にロールバックしたりと、しばらく更新をしていないと何をやっても詰まることが多くて辛い。この辺の vendoring まじでやめたいので何か考えよう。
4.0.0-preview2 が出たので all-ruby にもイメージを追加。ruby-build の方はうまく連携されていたので良かったが、こっちは手作業なのであった。
https://github.com/ruby/all-ruby/commit/1ee414fe62a82787bbd60eb6c21ba197cf8d2f44
なんか Windows の Docker desktop の調子が悪くて、何度もネットワークエラーが起きてしまい、最終的にビルドが終わったのは朝から初めて夜、って感じだった。特に何かの設定をいじったというわけでもないのでなんだろうなあ。