この日もスーパーホテルで朝食を食べてから荷物を慌ててパッキングして妻とドライブに出発。ひとまず今回は鳥取方面に行くことにしたので朝イチの開館に合わせての足立美術館へ。
ちょうど開館の9:00前くらいに美術館には到着して、入れるかなあ待つかなあと入り口に行ってみたら難なく受付をして入ることができた。足立美術館、海外の観光客にも人気でめちゃくちゃ混んでいるんだけど、開館直後だとそうでもなく初めてと言っていいくらい庭もゆっくりみることができてお得だった。
朝早いのもあったのでカフェで少し休憩していると、海外の団体客が一気に増えて、「No picture!」という声が響いたり、カオスだなこれは、という感じになってきたのでシュッと新館に移動。
ちょうどこの季節は再興院展の巡回をやっていたのでこれをみることができたのもよかった。院展は何度も足を運んでいるので同人の人の絵も大体この人だな、というのはわかるようになってきたけど、理事を務める手塚雄二などの絵は迫力がちょっと違うな、と何となくながらも感じる。
足立美術館の後は今年オープンした鳥取県立美術館に向かって移動開始。途中にコナンの記念館がある道の駅にとまって梨を買った。あと自然薯というか山芋が鳥取で名物なんだなあというのを知ったが、今回はレンタカーかつ荷物は飛行機で運ばないとダメなので野菜色々はスキップ。
鳥取県立美術館についてちょうど昼時だったので、何か食べるかなあと美術館のレストランなども調べたけど、イマイチって感じだったので近くにあったテケテケというカレーショップでカツカレーを食べた。Google Maps を眺めていたらたまたま見つけた、という店だったけどとても美味しくてよかった。しかも1000円と安すぎる。
県立美術館、流石に今年できたというだけあって綺麗なだけじゃなくて、バリアフリーとか生涯学習みたいな視点でも使いやすい施設になっていてなかなか良い場所だな、とは感じた。ちょうど日本美術に関する特別展をやっていて、若冲のような有名どころから山陰地方にゆかりのある画家の作品などを紹介していてこっちもよかった。
噂の箱ことブリオもちゃんと展示されていた。県議会で追及されました、みたいなエピソードに加えてグッズなども全振りでブリオしていてアートかくあるべしって感じでよかった。
県立美術館、単純なアートを見る施設というよりは総合文化施設って感じで、これはこれでいいのだろうけど、将来にわたっては周辺の施設との統合をどうやっていけるかだろうなあ。美術館の後は隣にある鳥取二十世紀梨記念館へ。
梨だけで施設なんとかなるのか?と思って眺めていたら、梨の奥深さとか農業の発展の歴史、みたいなところを知ることができたので入館料300円にしてはめちゃくちゃお得だな、ってなった。最後に梨の食べ比べコーナーがあって、数は限られているもののめちゃくちゃ美味しかった。
鳥取県立美術館からこの日の宿泊予定地である出雲の西へ。ついでにどこかによるかな、と思っていたら思いの外遅くなってしまい宿に着いた頃には日も落ちていて、何かを食べるという場所は全て閉まっているという状況だった。
コンビニくらいある...わけもなく、なんとか探したラーメン屋だけが開いていたので「暖かいなり...」と柚塩ラーメンを食べて満足した。ホテルは二人でひたすら荷造りをしてとっとと寝てしまった。お疲れ様でした。