自分にとっては連休最終日は国立新美術館でやっているブルガリの特別展、カレイドスを見にいくことにした。とはいえ、時間予約制なのでこの日の10時狙いってのは前から決まっていた。
近所の高速道路入り口が工事中で、その付近のルートが激混みしていることもあって、ちょっと早めに出るかねえと出たものの休日だからかガラガラで異様に早く着いてしまった。
ちょうど10時の20分前くらいで、コーヒーを飲むにも微妙...となったのでそのまま展覧会待ち行列のほぼ先頭に並んでいたら、いい感じに展示を空いてる環境で見ることができてラッキーだった。
ブルガリといえば、のセルペンティ。今回は宝飾品としてのネックレスもだけど、このセルペンティシリーズが大量に展示されていてなかなかに良かった。
展示の最後にあった、今回のテーマである色彩を全部取り入れたというネックレス。この後に図録も買ったけど、6000円となかなかに迫力がある値段だった。とはいえ、この手のハイパーブランドの展示会だとそんなもんだよね、というのと図録の出来はめちゃくちゃいいので即決で購入。
ブルガリの後は香港のM+との合同企画となる時代のプリズムという現代アートの展示へ。ブルガリの図録は重かったのでロッカーに預けてしまった。
1960-70 年くらいからスタートして国立近代とか、東京都現代でも見たような展示に加えて、M+所蔵の作品も、という感じだった。
アリが国旗のあちこちを運ぶやつ。直島のベネッセミュージアムにもあった気がする。他にはどこにあったかなあ、福岡市美術館にもあった、ような...。
ちゃんとは確認してないけど、福岡アジア美術館にあったような、東、東南アジアのアーティストの作品がやや多いような気がしてそれは良かった。ただ、ブルガリの展示構成や作品が圧倒的で、そのあとということもあって半分くらいしか頭に入ってこなかった、気がする。
国立新の後はミッドタウンに移動して昼ごはんでも...と思ったもののちょっと時間があったのでサントリー美術館に行って企画展を見ることにした。
今回は絵金、という高知県に伝わる神社のあちこちに奉納されている屏風の一斉展示で、事前予習なしに見てみるとなかなかの迫力でよかった。この屏風に基づく歌舞伎や演劇なども高知の風習として残っているようで、まだ行ったことがない高知を巡る時にもう一度見ることができればいいな、とは思った。
日本にもまだまだ知らないことがたくさんあるなあ。
妻が疲れたのでなんか美味しいもの食べたい、とミッドタウンにある山の上のランチコースを予約してきたので食べてきた。
「これはうまい天ぷらですね」という感じで最初から最後まで満足だった。ただ、この日は半袖半パンで行ったんだけど、背広向けにクーラーがガンガンって感じで寒すぎるくらいだった。
値段もまあまあ迫力ある感じではあったけど、たまにはこういう贅沢もいいだろう。ごちそうさまでした。