そろそろ Windows マシンを新調したいと思いいろいろ探している。というのも Windows には Copilot+ PC という MS による謎認証が追加され、NPU を搭載して 40TOPS 以上の性能を持たなければ使えない機能があるというのが大きい。それほど使うことはないかもな、とも思いつつ鶏卵ではあるのでまずは実行できるということが重要。
で、4K 60fps でゲームはできなくてもそれなりにできた方が良いけど、 RTX の上位モデルを積んでるような電力消費がすごくてうるさいやつ、はいらないという制約をつけると選択肢としては Mini PC となって、今からなんかいいやつを買うとなると Ryzen AI Max を搭載しているのが一番良さそう、となった。で隙を見てはちまちまと探してみると以下の3つかなーという感触。
まずRyzen AI Max はメモリをスロットではなくCPUに直結させないと性能が出ないらしく、これが原因で開発が難航しているらしい、と Framework Desktop 関連の記事に書いてあった。どうやら、VRAM 共用で使えるので、メモリを多く積めば積むほど VRAM に割り当てられる、つまり今後 AI 関連で遊ぶ余地が広くなる、ということのようだ。それを踏まえた上で順番に検討をしてみた結果はこちら:
という感じで、ROG Flow を買ってしまいそうになったが、HP の詳細が出るまで強い気持ちで我慢することにした。今のマシンでもあまり困ってはいないけど、CPU をぶん回すと共鳴音らしきものが凄くて、とにかくうるさいんだよなあ。なんとかしたい。
この日は TOKYO ART FAIR を見に行くことにしたので車で八重洲駐車場に停めてから歩いて行くか〜と思ったらなんと満車。結局、近場をぐるぐる走って高島屋の駐車場に停めることにした。
20分くらいで運転終わりやろ、と思っていたのに1時間くらいかかってしまった。休憩ついでに有楽町のガード下にある紅とんで唐揚げ&生姜焼き定食。揚げ物をすっかりしなくなって、渋谷に出社往復していた頃はめっちゃ食べていた鳥の唐揚げが恋しくなる。
昼食の後は国際展示場に行って目当ての TOKYO ART FAIR へ。あまあ人がいてブースを見て回ったけど、「お、ジュリアンオピーじゃん」とか気がつくと、セルリアンのオフィスであちこちにこういうアートを飾っていたのは良いことだな、と思う。
他にも「これ、あそこで見た展示会のやつじゃん」とか、まあまあ気がつく、というくらいだった。会場全体では4000円という入場料の割には、うーん、こんなもんか、って感じで、完全に変な人を足切りするだけの目的かなあ、という印象ではあった。
なんか消化不良だったのでアーティゾンへ行って企画展を見てきた。ちょうど「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」というのをやっていて、全く予備知識がない状態で見てきたのでなかなか新鮮だった。
アーティゾンは開館当初から歴史に存在しないことになっていた女性アーティストにフォーカスして作品収集をしたり展示を工夫しているので、結果として他の美術館とは異なる展示が多くなってとても良いと思う。引き続き頑張ってほしい。
階を降りて硲 伊之助の特集展示へ。これも全く予備知識なしで見ていたけど、日本の近代の画家ってなかったことになっていたり、故郷というか生誕の地だと記念館などがあったりするけど、それ以上はないことが多いので勉強になることも多く良かった。
アーティゾンの後は高島屋に戻って、北欧のあかり展を見つつ、雪予報の週末に家でのんびり過ごすためのあれこれを買い物してから車で帰宅。高島屋、ホワイトデーの前の週末というのに3-4つ催事的な店があったものの、まるで空気だった。こうして小さい時の行事は消滅して行くんだなあ、とか感じた。