10月中旬から11月中旬に限定してオープンしている生田緑地にあるバラ苑を見てきた。バラ苑自体は9:00からオープンするので、それに合わせて 9:00 ちょっと過ぎくらいに駐車場につくように出発したらちょうどいい感じに到着できた。
バラ苑、結構急な坂や階段を登らないとたどり着けない位置にあって、これは足腰が弱くなったらきっついなーなどと思いながらせっせと山登りをしていた。バラ、ボランティアで手入れしているとは思えないくらい立派でとても良かった。
京成バラ園などだと、売り物につながるのでバラの名前の立て札に「耐病性」「耐暑性」などについてのパラメータが記載されているけど、生田緑地の方だと単純に由来や特徴などを解説しているだけで、実際に欲しい、となったときに自分達で育てられるかどうかは調べないとダメなのがやや大変だった。
この日は晴天かつ風も涼しくてぶらぶらバラを見てあるくにはとてもいい気候だった。うちには赤くて大輪のバラが無いのでこれはいいかもな、という品種は見つけられたけど臨時で作られている売店では扱ってなかったので、秋バラの終わりごろにでも別の場所に買いに行こうと思う。
バラ苑の後は生田緑地の方に戻って岡本太郎美術館へ、と思って歩いていたら日本民家園が全国都市緑化かわさきフェアに合わせてか、無料開放していたのでエリアを横切ってぶらぶらと見ながら歩いていくことにした。
途中に白川郷を模した建築などもあって、場所ということを除くならここを見て満足するというのもいいのでは、となった。
民家園を抜けてからは、セコイアのエリアで霧を人工的につくっていたりとお祭りっぽい雰囲気があちこちに繰り広げられていた。のどか。
バラ苑に続いてもう一つの目的の岡本太郎美術館へ。ここでは常設展の岡本太郎と企画展として、淺井裕介と福田美蘭の作品が展示されているのでそれが目的。
以前に来たときはスポーツと岡本太郎、という展示だったと思うんだけど、今回は6-7割が異なる作品となっていて、製作数の多さはパワーだなあと感心したりした。太陽の塔っぽいけど、シチズンの時計というやつ。
企画展エリアでは、福田美蘭から始まって淺井裕介の展示。福田美蘭は千葉市立美術館で見たのが最初だったと思ったけど、既存の作家の作品にちょっと面白い追加要素を入れてより際立たせるというのはアートだなあと感心した。
淺井裕介の作品は、川崎市の各地から集めた土を使って書いたアートが中心になっていて、それはそれで良かったけど、個人的には鹿の皮に書いたこのアートがだいぶ刺さった。2人とも想像以上の力強さがあって来てよかったな〜。
だいぶお腹が空いたので、カフェで特製パスタを食べて一休み。前に来たときもだけど、明らかに客の数に対して店員が足りて無くて、めちゃくちゃ大変そうだった。お疲れ様です。
この後は来たときと同じように東名と首都高を経由して帰宅。渋滞がないと50分くらいでシュッと帰ることができるので便利。