カンファレンスが終わって一息ついた後の朝食はホテルの近くにあるマレー?アラビア系の店でパタカというクレープのようなナンとカレーを食べた。
バナナ入りとか頼んでみたけど、甘いというよりはマイルドなカレーとクレープ、という味わいでなかなか美味しかった。ただ、半分くらい食べたところで、ここ連日の食べ過ぎというか、ドリアンばっか食べているから、とか理由はわからないけどお腹が痛くなってきたので早々にホテルに戻ることになってしまった。
落ち着いてから、ホテルを移動するために軽く荷造りをして、Grab でマリーナベイ近くに移動。運よく、午前すぐにチェックインかつ部屋にも入ることができて一休みできた。
この日はマリーナベイ付近を散策しようかと思っていたけど、ナショナルデーのリハーサルのためにあちこちで通行止めであるとか、施設の開館時間が変わっているなどしているぽく、それならとシンガポール動物園にいくことにした。
シンガポール動物園、以前に来たときはナイトサファリだけ行って、その時はトラだけが元気だったな...という記憶だったので、今回は動物園にいくことにした。他にも、バードパーク、リバーサイドもあるようで、合計4つの巨大テーマパークといった様相だった。
この動物園、1人の入園料が6000円弱でなかなかの値段となっていて2つのエリアに入ることができるやつは 9000円程度とお得ではあるのだけど、ガイドを見るとそれぞれざっくり見るだけで3時間以上かかるということだったので動物園だけを見ることにした。
オランウータンの展示などもだけど、ほとんどが柵などは最小限になっていて、来園者との間は深く堀を作って動物がいけないようにするとかそういう程度でどの動物も近くかつ動き回るのを見ることができた。ただ、元気に動いているのは草食動物ばかりで、肉食であるところのトラとかピューマなどは木陰で寝ているか、見える位置にすらいないという感じで大変そうだった。
動物園、いつも見ることができるわけではないというのはそういうものなのかもしれないなあ。
エリアの中には、昆虫や鳥類などが放し飼いされている場所もあり、そこでは手の上に載せたり、すぐ横に歩いてるじゃん、みたいなのを見ることができたのも面白かった。コウモリも同じように放し飼いされていて、思ったより凶暴でもなくめっちゃもぐもぐと野菜を食べていた。
前半戦の最後はカメエリアへ。ここではワニと一緒に泳ぐカメとか、ちょうどご飯時間でオプション価格ではあるけど、来園者によるゾウガメの餌やりタイムなどを横から眺めて満足していた。この時点で2時間経過していて、とにかくヘロヘロ。
それでもまだ半分残っているので一旦中央にあるレストランでご飯を食べて休憩。ここではチキンライスを食べた。
メニューを見ると、シンガポール料理、洋食、中華、日本食みたいな括りになっていて、日本食、特にトンカツなどがやたらと人気だった。自分たちは海外に来てまで日本の料理を食べるのもね...となったので、粛々とシンガポール料理とフルーツをバクバク食べていた。
後半戦を歩き始めたら、ちょうど動物のショーが始まるようだったので、ステージの周りに座って最後まで見ていた。英語は半分くらいしかわからなかったけど、行動展示というか、いろんな動物が走り回って特徴的な場所にある餌を食べるというのを見ていた。それにしても、コンゴウインコかな、七色でめっちゃ綺麗なのに、鷹匠の鷹のようにシュッと飛んでいて見応えがあった。
この後は、象、カンガルー、トラなどを見てから帰路へ。ちょうどこの時点で5時間くらい経過。この状態で2つ目を見て回るとか無理だよなあ。シンガポール動物園のエリアではホテルを建造中っぽく、ホテルができたら、そこを拠点にして毎日変わるがわる別のエリアを見て回る、とか楽しそうである。
Grab のタクシーを捕まえて、ホテルに戻った後に汗をザッと流してから、プールでひと泳ぎ。再び汗を流してから、近くのショッピングモールへ夕食を食べにいくことにした。
ちょうど目をつけていたマンゴーかき氷の店にたどり着くことができたので、かき氷と共にバクテースープなどを食べた。満足。
今回はフードコートで食べたのだけど、先に書いた通りとんかつがめちゃくちゃ人気あるのか、どこも行列になっていたり、なんなら豚丼とか北海道ラーメンとか、海外でよく見る「おかしな日本食が書いてあって、メニューを見ると韓国料理じゃん!」というわけではない、日本食の店だ...というのがたくさんあったのが印象的だった。
とはいえ、別に食べるようなものでもないので、食後はショッピングモールを色々と眺めてからホテルに戻って就寝。お疲れ様でした。