今回 RubyKaigi で使ったホテルは朝食がなく、朝イチではコンビニパンをかじりながらもう少し何かをというときにはカフェを探して入っていた。3日目は県庁前に楽園カフェといういい感じの店があったので、そこでモーニングプレートを食べた。
楽園カフェは確かにいい感じの店だったのだけど、それ以上にはじめてみる沖縄県庁が、ラスボスの城のような迫力でホントすごかった。おきみゅー、なはーともだけど湿度が高いことで建築に制限がかかりつつ、結果として迫力ある建築が存在できてるのはすごいなあと思う。
時間があるならというか妻が来るならレンタカーを手配して、沖縄の北の方にも足を伸ばそうかと思っていたのだけどそれらはまた今度。
去年から vs ではなく and になった Ruby committers and the world のセッションに参加してきた。これ、Shopify がホストするようになったことで、vs ではなく and になった(誰の意向なのかは知らない)。これは Scott Pilgrim vs. the Worldという映画が元ネタとしてあって、これは inclusive とかそういう話じゃないのだけど、伝わらない人には伝わらないとか難しいことなのだろう。
今回は事前のネタ出しでは、僕が何かを話すようなことはなかったので、話を聞きながら安定版ブランチのメンテの細かいところを詰めるとか、ふつうに Ruby の開発に関わることについて考えたり、メモったりしていた。
昨年は特定の誰かだけがずっと話し続けるというのがあったけど、今年は Leo がいい感じに司会として仕切ってくれて、Matz がついつい Dis を口走りそうになったところで打ち切ったりと名差配だったと思う。後で感想を見ると好評な声が多かった気がする。
この日の昼は k0kubun, nagachika と3人で集まって、今後の安定版ブランチのメンテについて細かいワークフローや懸念点があればこの時間に洗い出して、結論を出せるものは出すということをやっていた。店は、水曜に来たときには定休日だった店にもう一度チャレンジして、イラブー麺を食べた。
イラブー麺については、イラブー(ウミヘビ)はほとんどダシって感じで、良い味付けの麺を食べるという食べ物なのがわかった。もうちょい、イラブーの肉を食べられると良かったけどこういう料理なのだろう。
午後は Day 2 同様にブース中心に待機しながら、他のブースに挨拶まわりをしたり、話しかけてくれた人とおしゃべりなどをしていた。
今年の RubyKaigi はほんと人が多いな、という感想で、1300+人ともなると、「来てたんですか」というのと「来てないんですか」というので混乱していた。来ているらしいというのは知ってたけど、挨拶できなかったり、「あれ miyagawa さんぽいな?」と思ったら miyagawa さんだったりと、こういうときにちゃんと人と話すというのをできるようにならないとなあと感じた。なお、fastly には Ruby のパッケージ配信で無償プランを提供してもらっているので、ブースにあらためて感謝を伝えてきた。
アンドパッドからは10人ちょっとが参加していて、自分はともかくとして ydah さんの取り組みや各種スポンサーイベントなどを通して、Ruby を応援しているという空気は醸成出来たのではないかと思う。引き続き頑張ろう。
RubyKaigi 2024 は Day 0 の時点ですでにヘロヘロで、Day 3 のこの時間はそりゃヘロヘロですよね。という状態だったので、Matz も Green software に言及し始めたか〜とか雑に聞いていた。
それにしても、Matz が「心理的安全性」というのを間違って使っているのが本当に気になる。この日も「Ruby の心理的安全性が〜」みたいなことを話していて、おそらくは Ruby を使うということに対して、バカにされるとか、否定されるということを指して「Ruby の心理的安全性」と用語を使っている気がする(本人に未確認)んだけど、それは技術選定に対して馬鹿にするような「組織」は心理的安全性が低いのであって、Ruby のことじゃないでしょ、なんだよなあ。
前も書いたが、技術用語でおかしい事を言ったら「何言ってるの?」となるのにマネジメントになると適当になっちゃうのは良くないので今度ちゃんと指摘しようと思う。
来年は愛媛の松山。今年の C = 海も笑ってしまったけど、Matz-yama もダジャレかとなって面白かった。粛々とやっていかねば。
Day 3 のセッションも終わったので、ホテルに戻って荷物を置いてからアフターパーティーの会場へ。
ここも松本の横丁みたいな場所で広いホールで好きにどうぞというスタイルだったので、machida さんや aki さん、ogijun さんとマネジメントについて話したり、ペパボで僕が退職したあとに入社した若者と話すというようなことをやってるうちに時間切れ。
本当にヘロヘロだったので、二次会などは特に行かずにシュシュっとホテルに戻った。途中に Justin と ufuk がいたので、会期中に色々ありがとね〜という話をして記念撮影をして RubyKaigi は終わり。お疲れ様でした。