以前に定山渓のふる川に宿泊したときにライブラリで見かけてパラパラ眺めたらめちゃくちゃ面白かったので買っておいたのを今回の旅行中に読んだ。
内容は榎本武揚など、主に明治以降の北海道の開拓(とだけ書くと、アイヌ文化を破壊した話などもあるが一旦は開拓という表現にする)について、教科書にのるような人物から市区町村にだけ伝承される人物を7-8ページに渡って紹介するという本。
例えば、定山渓は僧侶定山が尽力して温泉街にした、とか「え、そうなの?」という話が満載となっている。この話、妻にしたり顔でしたら「札幌の学校だと当たり前の話だよ?」とか言われたりして、胆振地方の自分としては「知らなかったよ!」というものが多くて面白い。
この本はシリーズになっていて12くらいまで出ているのだけど、ひとまず全部買ったのでインターネットが使えない移動中などにせっせと読もうと思う。
Euruko 2023 では行きも帰りもフィンランドのヘルシンキを経由地とするので、ヘルシンキの街も見ておこうと Kindle Unlimited で配信されている本でざっと街について把握しておいた。
ひとまずアテネウム美術館とキアズマには行くことにしたけど、イッタラの工房などはちょっと離れてるので難しいかなあ。あと、市内は英語ではなくてフィンランド語とスェーデン語の表記が多いというのもちょっとした発見だった。英語は通じるだろうけど、街を散策する時、特にバスなどでは英語以外の言語だと、どこで降りるのかすっと入ってこなくて致命的なんだよなー。頑張ろう。