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HsbtDiary


2022/10/17 (月) [長年日記]

NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か を読んだ

Kindle Unlimited に来ていたのでパラパラと読んだ。

全体的に難しい内容で、解説を読んでも難しいので原著ははてしなく難しいのだろうな、と感じた...。あと1-3章は原著についての解説だったけど、4章はサルトルはあまり関係なく解説者の持論をサルトルに結びつけた主張の章なのでちょっとなあ、という内容だった。それも込みで 100分de名著シリーズの良さではあるけど、もうちょい原著の引用を増やして欲しいとは思った。


NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か
海老坂 武
NHK出版
¥468

東博の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」 を見てきた

今年はこの日のために全ての予定を調整していたと言っても過言ではない、東博の150周年記念の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」の内覧会に行ってきた。15:00からスタートだったけど、その時間に行っても行列に並ぶだけだろうと見込んで15:30くらいに行ったら空いていてちょうどよかった。

展覧会は、前半が全て国宝の展示で、入ってすぐに長谷川等伯の松林図屏風があり、絵巻物、書、工芸、考古とひたすら国宝が並んで最後に国宝刀剣の間という構成。刀剣の間は気合を入れて作ったというだけあって、なんかすごい、という空間だった。常設展でよく見かける三日月宗近も裏から見ることができる展示にした方は工夫したなあと感じた。

後半はこれまでの東博の歩みとこれから国宝指定待ち、というような常設展の中でもとっておきな重要文化財の展示で、自在置物や尾形光琳の風神雷神図屏風など、前半の国宝と同じくらい豪華な並びでよかった。とにかく展示の物量がすごくて、人が歩くスペースも少ないな、と体感するくらいには展示物でぎっしりだった。所蔵してる国宝なのに撮影できんのかーいと突っ込みたくなったけど、狭いから、ってのはまあわからなくもない、って感じかなあ。それでも撮影させろよ、とは思う。

ミュージアムショップも企画グッズが大量でまたぬいぐるみを買うなどしてしまった。展示替えでしか見ることができない作品も結構あるぽいので、また行くことになりそう。