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HsbtDiary


2020/12/26 (土) [長年日記]

ruby-build v20201225 をリリースした

実際にリリースしたのは Ruby 3.0 リリース直後だった。

https://github.com/rbenv/ruby-build/releases/tag/v20201225

新しい Ruby がリリースされたぞ!というときに半日もたつことなく、すぐに使うことができるというのが ruby-build の価値の一つとしているので、JST で暮らしている人は他の Ruby をインストールするツールよりもアドバンテージがあると思ってもらっていいと思います。

3.1.0-dev などが追加されたバージョンはまあぼちぼちと。って感じで。

all-ruby に Ruby 3.0 を追加した。

こっちもシュッと追加しておいた。最近、all-ruby のイメージビルドは Windows で並列度合いを高めてやるようにしているので 1h くらいでビルドが出来て速い。

https://github.com/orgs/ruby/packages/container/package/all-ruby

そういえば、アナウンスはこれからになると思うけど docker hub で rubylang/ruby として提供してきたパッケージも ghcr.io で取得できるように mrkn とあれこれしていた。

https://github.com/orgs/ruby/packages/container/package/ruby

どちらも docker hub と異なって今のところ rate limit などないので、必要に応じて使い分けてください。

Ruby 3.0 release event にパネリストとして参加した

ko1 さんが企画した Ruby 3.0 のリリースイベントに参加した。

https://rhc.connpass.com/event/195483/

主に、Ruby 3.0 の三本柱がトピックなので、RubyGems とか stdlib の話はあんまなかったけど、リリースした内容に対してそれぞれが自慢するってのはいいイベントだった。

イベントの中で、jnchito さんがパネリストとして参加してユーザーサイドからどうなんすか、というようなコメントをたくさんしてくれたのは良かったと思う。Web アプリケーション、はもちろん重視はするんだけど、今後も初学者向けの本を書いたり、プログラミングスクールにかかわっている人とか、DevOps 方面でよく使ってるというような人から、この辺は今後どうなるんすか、というコメントを聴けるようにしていくとよさそう。

リリースもだけど、参加してくれた皆さんもお疲れさまでした。