トップ «前の日記(2019/08/12 (月) 振替休日) 最新 次の日記(2019/08/14 (水) )» 編集 RSS feed

HsbtDiary


2019/08/13 (火) [長年日記]

青森旅行 1 日目

2-3 年前に東北の美術館と温泉ツアーを企画してさあ行くぞという時になって妻の仕事で外せない用事が入って全てキャンセル、という悲しい出来事からリベンジしようと、青森県を中心にして美術館や遺跡巡りをしてきた。瀬戸内芸術祭と迷ったけど、暑いのは辛いってことで東北にした。

青森へは新幹線で行く方法もあったけど、シュッと飛行機にして空港からはレンタカーで移動を開始した。

まずは青森県立美術館に向かって、企画展の子どものための建築と空間展をみてからとっておきの一つめのシャガールのアレコが展示されているホールへ。4作全てが展示されているのは2021年までということなのできになる人は2年以内に行っておくと良さそう。シャガールがこんなに大きい絵を描いてるとは思わなかったなあ。

企画展の後は常設展の奈良美智と棟方志功の作品を見てから、美術館の裏道を歩いてあおもり犬へ。奈良美智の作品はいまいち合わなくてピンとこないものが多いんだけど、あおもり犬は大きさもデザインもだいぶよかった。

青森県立美術館の後はすぐそばにある三内丸山遺跡へ。まずは館内で開催されていた縄文の土器展をみて、出張してきている遮光器土偶を見てから、メインの遺跡の発掘地と再現史跡へ散歩のように歩いていた。この日は青森も結構暑くて汗だくになってしまった。

三内丸山遺跡のような施設は子供の頃はとにかく楽しくなくて、遊園地のような場所になんで連れてってくれないのか、と思ったものだけど、この歳になって改めて見学してみると、数千年前にどうやって高さ20m以上の櫓のような物を作ったんだろうとか、縄文時代の住居はクーラーもないのに結構涼しいなど発見がたくさんあってかなり楽しかった。

この時点で 14:00 くらいになっていて、どこに行っても青森に戻ってきたら 17:00 になって何もできないという微妙な時間になったので、比較的近場にある国際芸術センター青森へ行くことにした。ここは最初は小さいアートスポットかな、というくらいの期待で行ったけど、野外アートの展示も結構な量があったり、開催されていたコンテンポラリーアートも記憶に残るような内容だったので期待値に対してはかなり当たりだった。

この後は滑り込みで棟方志功記念館に入館することができて、開催されていた鷹と魚の作品を見てからホテルにチェックイン。ホテル、市内だといい感じのところがあまりなかったので JAL CITY にしたけどまあまあよかった。ホテルの WiFi がやたら早くて 100Mbps だったのは高評価。

夕食何か食べるかねえということで、市内でぶらっと入った寿司屋でお任せ寿司を食べてから A-FACTORY という JR が運営している観光物産施設に入って買い物をしてから、シードルの試飲で全種類をちびちび飲むなどしてからホテルに戻って就寝。かなり詰め込んだという1日目だったけど、満足。