トップ «前の日記(2019/04/19 (金) ) 最新 次の日記(2019/04/21 (日) )» 編集 RSS feed

HsbtDiary


2019/04/20 (土) [長年日記]

RubyKaigi 2019 Day 3

RubyKaigi 2019 最終日にしてやっと自分の発表の日が開始。この日は朝から vs World があって毎年恒例のステージに上ってやんややんやという企画があったのでステージでコンテンツになっていた。

ちょうど @tenderlove が入れた GC.compact が特定の環境でランダムにオブジェクトが nil になるという不具合に悩んでいたのを @k0kubun がデバッグや調べ方を教えているという図があったので横で聞いていた。RubyKaigi は発表もなんだけど、会場のあちこちで言語を作ってる人が"会議"をやってるのがほんと良くて、自分も RubyGems/Bundler のポイントとなるようなことを話してバンバン決めたりしてて、いい機会だと思う。

みんなも作ったり、使ってるソフトウェアについて、作者やメンテナ本人と話すという場をどんどん作った方が良いよ。

発表の前の通訳打ち合わせの直前にランチの時間があったので屋台方面に行って眺めながら弁当を食べていた。時間も限られている中で屋台並ぶのはしんどいなあという感じだったので弁当だけもって外で食べていたけど、海外から来た人は街に繰り出さなくてもこういう体験ができるのは良かったんじゃないかなあ。自分が海外に行って、現地の郷土料理などがカンファレンス会場で食べることができたらめちゃ嬉しいと思う。

ランチの後に発表の時間がきたので、通訳打ち合わせをしてからメインホールへ。RubyKaigi で初めてメインホール、という発表だったのでちょっとだけ満足した。スライドはこちらです。

通訳の打ち合わせはだいぶグダグダになってしまって、担当の人には申し訳なかったなあ...という感じだったけど、発表自体は40分の枠でたっぷりと話したいことを話して、やっていることを全部伝えることができたので良かったと思う。終わったあとに stripe のエンジニアと RubyGems でバイナリを配布するにはどうすればいいの、など相談もできたのも良かったかなー。

案の定発表の後はぽよんとしていて、他の発表はほとんど頭に入ってこなかったんだけど、RubyKaigi でやるぞーと決めていたことはだいたい終わらせることができて Ruby の開発もだいぶ進んだと思う。

来年は新潟の朱鷺メッセだと思ってたんだけど、予想ははずれて松本だった。松本市美術館付近、もう一度行けるのはお得っぽい。RubyGems, Bundler とおおよそ課題となっていた部分は説明しきった感があるので来年は粛々と進めた結果か、はたまたもう少し別のトピックを持っていくか考えて進めて行こう。よーし。

本編の後は TD 主催のパーティーへ。このパーティーも聞いたらエンジニアが中心になって手配をしているというのを聞いて、ホントお疲れ様でした。会場も料理もおしゃべりスペースとしての場もとてもいい場所でした。

発表終わってぐったりしてたのでパーティーのあとはシュッとホテルに帰還して就寝。