先月はハンガリーに行って参加できなかったのだけど、マネジメント力を上げよう読書会の 9 月のお題の本として事前に読んでいた。
内容としては、メンバーのやる気を出してそれを成果につなげるために、個人に着目して、単に目の前の仕事をするというだけではなく、何を成し遂げたいのかというあたりに目を向けさせるようなマネジメントをどのように行えば良いか、ということが書いてあった。また、具体的な事例を多く紹介しつつ思いを持って取り組んだ人が経営に近い位置になった今、どう思ってマネジメントを行っているかということを豊富に紹介しているのは良かった。
一方で、紹介されていた事例、というのがどの事例も猛烈に働きまくるか、意地悪く言えば従業員に経営目線を持って頑張ろう!というやつなので、本書で理論として解説されている内容はほぼほぼ賛成なものの、その実装例として出てきた事例については消極的賛成、もしくはあまり参考にしてはいけない、というのが読み終わった直後の感想だった。
概ね、そうだね、という内容の本ではあるのでマネージャやってる人はサッと読んでみると良いと思います。