八重洲ブックセンターをうろうろしていた時に、エリアスタディーズシリーズという、旅行ガイドコーナーにあるものの、観光地などは特に載っておらず、その国の歴史や文化、政治、経済などをある程度学術的な内容に基づいて網羅的に書いてある本を見つけたので、まずはよく行くシンガポールから読んでみようと買って読んでみた。
サー・ラッフルズからリーシェンロンの時代まで、歴史的な発展はある程度走っていたけど、エスニックな民族文化が政治にどれくらいかかわっているか、中華系の民族団体の役割、初等教育やシンガポールに存在する大学の成り立ちなど、シンガポールに行ったときに博物館などをめぐるだけでは得られない知識を習得できたのが良かった。
とても面白いので次は台湾あたりを読んでみよう。