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HsbtDiary


2016/12/02 (金) [長年日記]

FF 15 を買った

発売日に買ったけど引っ越しの片付けやら何やらでプレイする時間がなくてやっと体験版と同じくらいまでは進めたところ。撮影と share が禁止されている P5 とは対照的に Twitter にバンバンスクリーンショットが投稿されているのはいいね。


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Rake 12.0.0.beta1 をリリースした

11.3.0 との変更点は deprecated なメソッドをバーンと消したというのと、細かいバグ修正いくつか、という予定です。もうちょい内部のエンハンスをしたかったけど時間切れ...

来週には 12.0.0 として出すつもりなので、ちょっとでも検証に協力してやるぜ、という人がいたら

$ gem i rake --pre

でインストールできるので、是非試してください。

マネージャが仕事の仕組みを作る

このエントリは Pepabo Managers Advent Calendar 2016の第2日目の記事です。1日目は同僚のあんちぽくんの リーダーシップはフォロワーシップから - Kentaro Kuribayashi's blog でした。

私はチーフエンジニアなので、ペパボにおけるマネジメントのキャリアパスの上には所属しておらず、職務として労務管理であったり、予算管理というような「マネージャ」が担う職務分掌規定上の権限は有しません。しかし、プロダクトを作る、そのために人を動かすという部分でのマネジメントはある程度担当しているので、常々意識していることを書きます。

みなさんが仕事をする上で、避けては通れない組織の仕組み、決まりというものがあると思います。

チームのレベルではリリース前チェックであったり、社内規定として定義されているような勤務時間であったり、さらには会社法で定める内部統制報告書の提出など、ボトムアップで醸成されたものからトップダウンで決定されているものまで様々です。

しかし、これらのうち、本当に法として一切を変えずに遵守しなければならないものは実は少ないというのが会社という組織の実情なのです。例えば、社内規定は毎月、毎週のように現状の組織の動きに合わせて経営会議等で議論され、変更されているはずですし(余談ですがペパボでは社内規定が GitHub Enterprise の markdown ファイルで管理されており、差分が全て git によってわかります)、チームのルールなども何かしらの決定プロセスを経て更新されているでしょう。もし、変わってないということがあればそれは黄信号と思ってください。

さて、自分はマネージャの重要な仕事の一つは、この仕組み、決まりを変える・作るということにあると思います。私は自分ならまずやらないな、おかしいなと思うワークフローを同僚・自分のチームが行なっているのを見かけると

  • その決まりは本当に必要なのか、何を目的としているのか、何のために作られたものなのか、今の時代にあっているのか
  • 法として定めている最小限の要求は何なのか(例えば内部統制報告書に記載が必要なソフトウェア変更管理に書く必要があるなど)
  • それをいきなりやめた、変更したとして、あなたが困ることはあるのか、他に困る人がいるのか

と問い続け、生産性が上がりそうもないワークフローについてはドラスティックに変えたり、新設をし続けてきました。この規則、仕組みそのものを0から帰る、というのが私のマネジメントスタイルです。

マネージャが事業の成長のためにできることは、プロダクトマネージャとして采配をふるったり、人事考課、労務管理の側面からスタッフのモチベーション向上を図ったりなどがありますが、ワークフローや仕組みを変えるということもマネジメントの1手段と捉えて、明日から貴方の、ひいてはチーム、会社の成功のために動いてみてはいかがでしょうか。


Pepabo Managers Advent Calendar 2016 - Adventar の 3 日目は @matsumotory さんの エンジニア個人が自主的に成長するように促す - エンジニア組織の自律的成長 です。