最終日始まり始まり。
この日はいつもの Ruby コミッタを並べて石を投げつける質問をするというセッションから。この時に rubygems のマージの話をしたけど、これほんとにきつくて
というのをとにかく毎週、毎月やらないといけなくて、regression を起こさないためにコードとコミット履歴を読むといういわゆる「マージエンジニア」ってやつ。好きだからやってるんだけど、もうちょい良い感じにできんのかなとは思うんで、これは来年かなあ。
午後は @emorima メンバーの発表を最前列で聞いたり、たこやきかめんの応援に行ったり普通の RubyKaigi 参加者としてウロウロしながら、fastly の設定の続きをやっていた。この日の夕方前くらいにやっと fastly の設定が完了して heroku を origin とする global CDN で配信できるようになって、全世界で www.ruby-lang.org がかなり高速に表示できるようになったと思う。便利。
RubyKaigi 2016 はこんな感じで全日程を終了。YAPC もだったけど、ひさしぶり技術カンファレンス!って感じのやつに参加して、かなり楽しかった。
一点気になったのはチケットの高騰なのか、学生に認知されていないのが原因なのかはわからないけど、学生枠が 13 人と非常に少なくて、 @tdtds が書いているように Web や B2B でお金が集まっているエンタープライズなイベントになりつつあるんでは?と感じた。これからのプログラミングの世界を担っていく若者はモバイルアプリや研究で使えるような別の言語しか興味ありませんというのは寂しいので、若年層の取り込みというのは気にしたほうがいいかな、とは思った。自分はオーガナイザーではないので、別の方法(RailsGirls とかね)で出来ることをやるしかないのだけど、もうちょい考えていきたい。