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HsbtDiary


2015/11/12 (木) [長年日記]

RubyWorld Conference 2015 Day1

毎年島根で開催される RubyWorld Conference 2015 に参加してきた。このカンファレンス、Ruby World ではなくて、RubyWorld なので気をつけましょう。Ruby の言語というよりは Ruby の世界、のカンファレンスという奴。

実はこの日に必要な参加チケットを家に忘れてきていることに朝気がついて、入場開始時刻よりも少し早く会場について再発行手続きをするなどしていた。追い出されたら泣きながら松江市内で仕事してようかと思ったけど、無事入ることができたので良かった。ありがたやありがたや。

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初日はいつも通り、県知事、市長、経産省の挨拶から Matz による基調講演って感じ。基調講演、当日前にタイトルが発表されていて「セカンドシステムシンドローム」という SSS というやつだった。前半は綺麗な Matz だったけど後半に行くにしたがって、ソフトウェア三大怪談の1つの「作りなおしたら最高のシステムが出来るのは幻想」って話をしつつ、だいぶノリノリになってきた感じだった。

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この後は1階のホールで松江のお弁当を食べながらいつものぼっち Rubyists で集まって最近どうすか〜って話をするなどしていた。

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午後は、日本 MySQL 4 天王のとみたさんと、同僚のうづらメンバーの発表を聞くためにメインホールへ。とみたさんの発表、アプリケーションの全てをスレッドセーフにするという内容をさらっと「こつこつ直して対応しました」と省略していてだいぶハードな感じで良かった。うづらメンバーの発表は、同僚ということもあって、裏側は知ってる内容が多かったのだけど、改めてサマリとして見るとペパボは OpenStack を使い倒すために沢山 OSS 書いて頑張ってるな〜って印象だった。大変だけど面白いのでみんなもやると良いと思います。

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この後は1階に戻ってダラっとコーヒーを飲みながら仕事したり、Ruby のパッチをマージしたり色々しながらレセプションまで居座っていた。今回の 1 階は、中々人も多くて、ブースを出していた企業には美味しい展開だったんじゃないかな。

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RubyPrize は西田さんが受賞ということで、若者にこういう賞が与えられるのはとても良い話だなあと思いながら見ていた。その後のレセプションは最終ノミネートまで残った @eregon となけなしの英語を振り絞って、Ruby や @eregon は普段なにやってんの、という話や、日本各地から集まった RailsGirls organizer とおしゃべりなどをひたすらしていた。

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2日目に続く。