オランダと言えばフェルメールということでアムステルダム駅から一時間ほど特急列車に乗ってデン・ハーグに行くことにした。
ちなみにオランダ国内のメトロやトラム、鉄道はスイカのような電子カードを使ってゲートを潜りつつ運賃を支払いということができる便利。この辺はだいぶ東京っぽくて良い。仕組みは最初に20ユーロ引かれて、降車時にタッチすることで運賃の差額が戻ってくるという方式。
デン・ハーグに到着後徒歩でマウリッツハイス美術館に移動。ここでオランダ国内の美術館に無料や割引価格で入場することができるミュージアムパスなるものを59ユーロで購入した。これがかなり便利で大体の美術館は入場料金が15から20ユーロくらいなので二つ三つ入るだけで十分元がとれる。
マウリッツハイス美術館はフェルメールの真珠の耳飾りの少女とデルフトの眺望を所蔵していることでおなじみの美術館で、広さこそそれほど大きくないものの絵画の展示や所蔵品は大変良いものが多く展示方法も館内の装飾にマッチしているものが多かったので大変満足。
デルフトの眺望もよかったわあ。
美術館の後はハーグ市立の美術館へ。ここではモダンアートとオランダの風景画展をやっていて、特に有名な画家であるとかアーティストの展示はなかったけどぼんやり眺めるにはちょうどよかった。常設展はモンドリアンのコレクションがあったので眺めたり。
この辺でハーグからアムステルダムに戻ってきて今度はアムステルダムの近代美術館へ。ここは通常バスタブと呼ばれるおもしろ建築物で、古い建物と近代建築が悪魔合体した。というやつ。
近代美術館ではちょうどマティスの展示があって、ルーブルの天井画と同じモチーフのアートが展示されていた。こういうのあちこち見るようになると楽しめるポイントなので本当に便利。
美術館の近くの公園で青空チェスをやっていた。
近代美術館の後は花市場に行ってみてどんなものか観察してきた。花市場、本気の花屋はあまりなくて、お土産屋という感じの観光客向けの店が大半だったのでちょっとだけ期待はずれ。球根がやたら安いのでついつい買っちゃいそうになったけど日本には持って帰ることができないのでお預け。とほほ。
アムステルダム、あちこちに花が飾ってあってとても良い。のどか。
そろそろ疲れてきたので引き続き徒歩でアパルタメントの近くにあるパンケーキのお店へ。パンケーキといえばお菓子と思っていたけど、ここではベーコンを挟んだりするピザ形式のものがメジャーでなかなか美味しかった。
1日目の散策はこんなところで、スーパーに移動して次の日の朝食の食材を買って帰宅。