来月、オランダとベルギーに行くので改めて西洋美術について勉強しなおしている。
西洋絵画を紹介するときに、時代背景や画家がメッセージを入れたという解説を見てどういうことだ?という疑問が長年あったのだけど、この本によるとそもそも中世時代においては文字を読める人が少なかったので、絵で表現するということが一番効果がある方法ということらしい。なるほどね。
他にも絵画を読み解く時のポイントであるとか、○○派をひと通り抑えて歴史と共に紹介しているというあたりでコンパクトに学ぶには良い一冊だった。
西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書) 池上 英洋 筑摩書房 ¥1,045