まつもとさんが mruby について設計思想であるとか、mruby のビルドの仕方など全般についてざーっと解説した本。
mruby.h を組み込んで、簡単な irb を作る方法であるとか、stdlib.h と組み合わせて独自のクラスを作る方法、mgem を使う方法などを解説している部分は今から mruby を勉強しようという人、つまり自分にはちょうどよかった。
あと、事前に Ruby のしくみを読んでおくと、mruby では GC がこうなっているのか~、コンテキストって CRuby で言うところのこれか~みたいな部分がわかるので、可能なら読んでおくと良いと思う。