関係者の皆さんお疲れ様です。
今回は preview くらいの段階から毎日ビルドして tDiary はすぐ使う、rails はテスト流して落ちていたら rails か ruby に報告して直す、その他小粒なツールから有名どころまで息抜きにテスト流したり、コンソールでは常に 2.0.0 trunk を使うようにして gem がビルド失敗したら直すというのを繰り返していたので、地雷はだいぶ少なくてすぐにテスト環境投入くらいはできると思います。
ちなみにリリース当日になって、昨日の誕生パーティの写真取得に失敗している現象が API とか tDiary が問題ではなくて net/http の gzip なコンテンツを展開する時の条件を変更したのが原因で、なおかつその条件が微妙にバグっていたというのを見つけてしまって、朝から @fdiary と一緒に不具合調査や原因の特定をしていたといういつも通りの流れ。最終的には @drbrain に伝えて直してもらえたので良かった。
ちなみに tDiary で使っている net/http の使い方では直っているけど、atig で使っている使い方ではまだバグっているというのをリリースされた後に見つけたというトホホっぷり。なので、2.0.0p0 では atig が動きません。どちらを直すべきかは明日から調べます。
今号も技術評論社様より献本頂きました。ありがとうございます。
さて、今号の第一特集は @june29 @kei_s @darashi という愉快な仲間達による、アイデアをどうやって形にするかという記事で、いわゆる「エモい」サイドの話かと思いきや、スパイクやタイムボックスと言ったプラクティカルな内容もあったり、ビジネスモデルっぽいものをどうやって最初のコードにするのという話と理解した。
第二特集は @a_matsuda @idesaku メンバーによる rails4 特集ということで、既に散見する新機能の話だけではなく、どうしてこういう変更を入れたかというような rails 井戸端会議みたいな内容が沢山あったのが読み応えあった。第三特集は @hirose31 さんと @nekokak さんによる redis 神の書の話、基本的な使い方を交えながらも、第5特集にあるようなランキングデータをどう扱うかというような話はおそらく何処の会社でもどうしたものやらという技術トピックなので大変面白かった。これ、すぐ使えば良いような気がする。
という感じで今号は何処も面白くて特にオススメの一冊となっております。