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HsbtDiary


2011/09/24 (土) [長年日記]

イタリア旅行 8日目

バチカン美術館

イタリア旅行最終日はバチカン市国の中にあるバチカン美術館に行ってきた。ここも妻が事前に朝一(9:00)を予約してくれたので、100mくらい続く行列の横をふつーに進んで待ち時間も無く入ることができた。

流石にここは世界有数の美術館ということもあって団体客が凄すぎて道が通れなくなったりとだいぶしんどかったけど、ちょっと駆け足で団体客を追い越してラオコーンやアテネの学堂を誰もいない状態で見ることが出来たのは良かったなー。

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美術品や世界遺産のたぐいって指さされないと気がつかない事が多いんだけど、アテネの学堂も事前に書いてある場所を予習していかなかったら危うく通り過ぎてしまうところだった。アテネの学堂は Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求 の表紙にもなっているのでみんな知っている絵だと思うけど、実際に近くで書かれている人物それぞれを細かく観察するとだいぶ楽しいのでみんなも見に行くと良いんじゃ無いかな。

バチカン美術館の最後はシスティーナ礼拝堂に寄ってミケランジェロの最後の審判と創世記を見てきた。ここだけは撮影禁止なので画像は無いけど、創世記のそれぞれの絵から繋がる物語と最後の審判の構図は数十分黙って見とれてしまうレベルだった。人生で一度は見に行くと良いよ。

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この後は絵画館をめぐってキリストの変容を見てから、ポストオフィスでバチカンから自分の家に葉書を出して、何処かでよく見かける二重らせん階段に行ってきた。この階段は今は出口専用の階段となっているので、システィーナ礼拝堂からサンピエトロ寺院にショートカットするルートを通ってしまうとみることが出来なくなってしまうので注意。朝早かったからか、団体客はみんなショートカットコースに行くからかわからないけど、人気は少ないのでそれっぽい写真を撮りやすいんじゃないかな。

そんなこんなで今回の旅行で最後に回った美術館となったわけだけど、アテネの学堂はだいぶ良かったなあ。日本に戻ってもやる気が出てきた!

ローマ市内観光

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バチカンの後は半日残っていたので、ヘロヘロの体を頑張って動かしてローマ市内をいけるところまで観光してきた。スペイン広場から歩いてトレビの泉、パンテオン、ナボーラ広場と移動して、最後にサンタンジェロ城から眺めるローマとバチカンの景色を見てきた。

この8日間、妻と2人でひたすら歩いた旅行だったけどホントに良かったなー。次は「スペインかフランスあたりに行こう!」と約束して今回の旅は終わったのあった。